ベルマーク運動説明会 5月31日(火)岡崎
(2016/06/13)印刷する
体験発表した「NTTOBボランティアサークル花みずき」の江坂悠紀子さん |
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「退職後の社会貢献」コツコツと始めて13年
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ただいまご紹介いただきましたボランティアサークル「NTTOB花みずき」の江坂悠紀子と申します。どうぞよろしくお願い致します。
今日お集まり頂いている皆さまとは、親子以上年齢が離れていると思いますが、私達の活動がどのようにして子供たちと関わっているのか、整理や集計方法にどんな取り組みがあるか、などを知って頂く良い機会と思い、お引き受け致しました。
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私達は退職時にNTT旧友会(退職者の会)の勧めもあり、11人が集まって社会貢献活動としてボランティアを始めました。1993年の春でした。ちょうど、花みずきが美しく咲いていました。それが、サークル名になりました。
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当初は重度身体障害者施設での車椅子介助支援をしました。その活動を10年間続けましたが、体力的なこともあり豊田市社会福祉協議会に相談し、自分たちで集めたり、整理したりする事が出来ない梅ヶ丘学園の子供たちに少しでも役に立てればと、ベルマークの整理、集計をする事にしました。
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私達がボランティアをしている豊田市の児童養護施設、梅ヶ丘学園は2才~18才の保護者のいない児童や虐待を受けた児童、育児放棄の児童たちが入所し、自立を目指す施設です。
定員60人に対し、現在59人が在園し、幼児、男児1、男児2、女児の四つに区分された生活棟から幼稚園、小学校、中学校、高校に通っています。
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春はお花見、夏はキャンプ、
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秋は運動会
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ハロウィンなど季節ごとのレクリエーション大会、冬はマラソンなどの全体行事があるほか、クループごとの旅行や調理実習などもあります。
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特に春のお花見には学園に携わっているボランティア団体に子供たちから、感謝の言葉、お礼の手紙をもらい一緒にゲームなどして遊んだりします。
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みんな明るくて良い子たちです。
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梅ヶ丘学園は1978年からベルマーク運動に参加していますが、職員だけでは思うようにはかどらず、多くのベルマークがストックされていました。私達も当初は不慣れでしたが、毎月2回、作業を続けるうちに軌道にのり、
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2007年に200万点達成、
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2009年に300万点達成
この年は、78万点を送付し全国1位になりました。
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2015年に400万点達成となりました。
ボランティア活動を始めて23年、ベルマーク整理に携わって13年、メンバーも随分と歳を重ね、最高齢は82歳、若い人で67歳です。
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吹けば飛ぶようなベルマーク、指に張り付いて中々取れないベルマーク、数字が小さくて読めないベルマーク…。悪戦苦闘しながらも、子供たちの健やかな成長と明るい未来を信じ、ささやかですが社会貢献活動という使命感も持って、賑やかに頑張っています。
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では、具体的な作業方法についてお話します。
ベルマーク収集作業
概ね豊田市社会福祉協議会から送られてきます。
市民の皆様から寄せられたベルマークや使用済みカートリッジを他の施設とも分配して送られてきます。個人的には友人、知人にお願いしていますが、収集活動として独自には行っておりません。
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仕分け作業に使う道具類です。
仕分け板は、特別に作成したものです。
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新聞広告で折った折り箱、大小さまざま沢山用意します。
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ベルマーク番号は現在、01から97番までありますが、撤退する企業があるため、抜けている番号も多くあります。そのため最新の廃番表を作成しています。
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仕分け作業
仕分け板2枚を並べて、概ね自分の手前から若番順に並べていきます。特別なきまりはないので自分なりきで分ける場合もあります。
枚数の多くなる番号は始めから折り箱に入れます。
折り箱はいつでも作れるので沢山作って自由に使うと便利です。
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年間を通して毎月2回、金曜日の午後に作業しているのでその時間までに仕分け出来たベルマークを番号別の整理袋に入れます。
1ヶ月2回分をまとめます。
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集計作業
集計作業は特に大変な作業ですが、メンバーの一人のご主人がパソコンに精通していて、エクセルで集計表を作ってくれました。
そのご主人が「特別会員」として枚数計算のサポートをしてくれています。
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会社ごとの点数明細を入力していきます。
例えば 07 はキユーピーマヨネーズです。
番号は07、会社名はキユーピーマヨネーズ、種類は点数、枚数は何枚、で点数の合計が出ます。07下段の計欄は、合計枚数と合計点数となります。
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整理袋に明細と合計枚数と合計点数を記入します。
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会社ごとの点数明細を入力したらそのままでベルマーク集計表が出来上がります。
その集計表をベルマーク送り状に転記して完了です。
1ヶ月に1回送付し作業を効率的に進めるようにしています。
1回の送付枚数は2万点前後です。
ベルマーク教育助成財団からは、きちんと整理され、間違いもなくきれいに整理されています。と付記がついてきます。
説明が不十分で分かりにくい所があったかと思いますが、これで作業についての説明は終わります。
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ベルマーク預金で購入したもの
梅ヶ丘学園がこれまでに購入したものは自転車、一輪車、子供たちの学校行事の様子を映すビデオカメラ、バッテングティ、サッカーやバスケットなどのボール類、卓球の得点板などです。
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今年度は子供達が読みたい本を目下探しているそうです。
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この活動を毎月2回、13年間コツコツと続けてきました。ベルマークに関してはもうベテランです。梅ヶ丘通信の記事にもありますように、私達の活動が子供達の生活に役立っていると喜ばれています。
いくつになっても、誰かの役に立つ事は嬉しいものです。皆さんのお家の方々にも勧められてはいかがでしょうか。
私達の活動は、ベルマークがあって出来るわけですから、市民の皆さんが一人でも多くベルマークを集めて下さる事を願い、「捨てればゴミ、集めれば宝」を合言葉にこれからも継続していけたらと思っています。
以上で体験発表を終わります。ご清聴ありがとうございました。
*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。
(パワーポイントを使って説明)
=岡崎商工会議所 2階中ホール