ベルマーク運動説明会 5月24日(火)千葉


(2016/05/31)印刷する

市原市立牧園小学校

体験発表した市原市立牧園小学校の、左から森尾容子さん、木村久実子さん、宮崎順子さん

近隣の小学校4校と地域の協力店を分担

 こんにちは。市原市立牧園小学校のPTAベルマーク部です。

本日は、昨年度1年間の私達の活動をもとに、体験発表をさせていただきます。

 牧園小学校は、千葉県市原市の北西部に位置するちはら台地区にあり、昨年創立20周年を迎えました。ちはら台は周囲を豊かな自然に囲まれながらも比較的新しい街で、今後も続々と住宅が建設される見込みです。牧園小学校では、4月に新1年生103人を迎え、現在の児童数は580人となり、新年度がスタートしました。

 昨年度は創立20周年ということで、記念式典やお祝いの会・児童によるバルーン飛ばしや航空写真の撮影といったイベントもあり、学校がより一丸となった1年でもありました。

 それでは、これから牧園小学校でのベルマーク活動を紹介させて頂きます。私達はPTAの運営委員会の中に七つある専門部の一つであるベルマーク部としてPTA役員の中から選出された6人で1年間活動致しました。ベルマーク回収日を年5回、6月・9月・10月・12月・翌1月に設け、児童一人ひとりに回収袋を配ってベルマークを回収しました。それぞれ提出してもらった点数を計算し、点数に応じて回収袋にシールを貼り、次回の回収に向けて返却します。シールは金・銀・赤など5色用意しましたが、一番点数の高い金色のシールを楽しみに、各家庭でベルマークを集めてくれました。

 5月には、回収の年間予定やベルマーク運動を紹介する「ベルマークだより・号外」を発行し、財団から頂いた「ベルマーク一覧表」や「ベルマーク回収袋」を配付しました。その後の回収の際は、回収袋の配付と共に「ベルマークだより」を5回発行し、協賛企業の変更やベルマーク付き商品の紹介、テトラパック紙容器の開き方や回収方法などを掲載するようにしました。

 回収したベルマークは、ベルマーク部員が学校もしくは自宅で集計作業をします。各部員がそれぞれ1学年分を担当し、児童一人ひとりが提出してくれた点数を確認して、点数に応じたシールを回収袋に貼ります。その後マークを協賛企業別に分けます。その際には、製氷皿や卵の空きパックなどを使ったりして部員それぞれに仕分けしやすい方法を工夫していました。仕分けしたマークは、ジッパーが付いた食品保存用の袋を使って協賛企業別に分けておきます。

 部員は仕事をされている方も多く、点数計算には時間がかかるので自宅で作業する事も多かったのですが、子供達が仕分けなどを手伝ってくれ、ベルマークを通じて子供達との会話も弾みます。普段の買い物の際などは、子供達もベルマーク付きの商品をチェックしてくれているという話も耳にします。

 

 6月と11月には学校で部員6人とPTAの協力員12人で、マークを切りそろえて同じ点数のマークを10枚ずつまとめる作業をしました。厚みのある紙製のマークはセロハンテープでまとめ、ビニールなどの薄いマークはホチキスを使って10枚ずつにまとめています。協力員を含めた作業日には、参加した協力員の方とともに育児について、また地域での出来事など、大勢で色々な話をしながら和やかに作業を進めることができました。

 ベルマークの回収には地域のスーパーやコミュニティーセンターなどにも協力をお願いして、回収箱を設置させていただいています。近隣の小学校4校で担当のお店を持ち回りとし、回収箱に集まったベルマークを頂いており、年度の初めと終わりには、お礼のあいさつに伺っています。

 

 これらとは別に、ベルマーク部ではインクカートリッジとテトラパック紙容器の回収も行っています。学校の昇降口にはそれぞれ回収箱を設置してあります。資源回収に合わせて子供達が持ってきてくれたり、参観日などの学校行事の際には保護者の方々の協力もあったりして、たくさんのインクカートリッジや紙容器が集まります。昨年度、テトラパックの紙容器は専用のダンボール箱で16箱回収センターに発送しました。インクカートリッジも各メーカーともに1箱ずつ発送することができました。それぞれがかなり高い点数となりました。段ボールに箱詰めする作業は大変な面もありますが、回収箱にたくさん集まっているのを見ると嬉しく思います。

 

 これらの回収分も含め、昨年度財団で検収して頂いたベルマーク点数は、約12万点となります。ベルマーク預金を使ったお買い物については、学校側と相談の上で購入していますが、ここ3年の間には折り畳みのセーフティーテント・給食用白衣・運動会などに使用する大玉や逆上がり補助器、防犯グッズのさすまた等を購入しました。子供達も大切に使ってくれています。今週末に行われる運動会では、新しい赤と青の大玉が活躍するのではないかと思います。

 

 牧園小学校では、6年程前から現在のような方法で回収を行っていますが、集計作業をするお母さん達もお仕事をされている方が増えている中、今後はさらに効率的に回収できる様、改善していく必要があると考えております。もっと多くのベルマークを回収するために、学校の校内放送での呼びかけを検討したり、毎年開かれるバザーの商品としてベルマーク付きの商品を増やすなど、子供達も含めベルマーク運動に一層関心を持ってもらえるよう努力して参りたいと思います。

 

 これで私達の体験発表を終わらせて頂きます。

 ありがとうございました。

 

=千葉市中央区の千葉県教育会館大ホール

ベルマーク商品

14枚 ムーンライト

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
1/30までの受付分を作業中