ベルマーク運動説明会 5月19日(木)松本


(2016/05/31)印刷する

松本市立芳川小学校

発表した芳川小学校ベルマーク委員会担当の窪田智子さん

作業もやり方も子どもが活躍

 おはようございます。芳川小学校のベルマーク委員会昨年度担当の窪田です。これから、昨年度の、子ども達がベルマーク集計に意欲的に取り組んだ委員会活動について発表します。

 

〈集計から仕分けまで、子ども〉

 松本市は、長野県の中信地区にあり、松本城や旧開智小学校など歴史的な建物も多く、北アルプスや美ヶ原高原などに囲まれた自然豊かな観光地です。

 芳川小学校は、松本市の南部にあり、明治42年芳川尋常小学校として開校しました。芳川の名には近くを流れる四か堰により野溝、平田、小屋、村井の4つの村がますます芳しくなるようにという願いがこもっており、校章の中にも、アルプスの山々を表す三つの峰と、松本市を表す松葉、そして、田園と四つの川が描かれています。遠く北アルプスを望み、田園が広がる自然に囲まれた中、子ども達は、日々、伸び伸びと学校生活を送っています。

 

 それでは、ベルマーク委員会の活動を紹介します。芳川小学校には児童会の中にベルマーク委員会があります。4年生から6年生まで、昨年度は28人で活動しました。本校は、PTA活動の中にベルマークに関するものがないため、収集、仕分け、集計まですべて子ども達で行っています。

 これまで、収集はしたものの、集計しきれずにたまっているベルマークがたくさんありました。そこで、昨年度は、収集を停止して、今までに集めたものを仕分け・集計することにしました。

 「たくさん集まっていても、集計して送らないと価値のないものになってしまう。今年は、今までに集まったベルマークを全部集計しよう!」

 子ども達にも呼びかけ、集計を中心に活動してもらいました。

 

〈仕分けは初級・中級・上級で〉

 まず、子ども達だけで、いかに効率よく仕分けができるか考えたやり方が、このように、封筒を作り、ベルマークを入れていくという作業でした。子ども達は、すぐに慣れて、どんどん仕分けていきました。仕分けが大体できたところで、集計です。これは、児童会の時間に一斉に行いました。このように、整理袋を番号ごとに収納することで、子ども達が自分達で整理袋を取りに行き作業ができました。さらに、6年生と4年生で、集計のやり方を変えました。

 まず初級編です。

 初めて委員になった子は、ベルマークの番号と点数を見間違えてしまうことが多いので、ベルマークに慣れるためにも、このように紙に貼っていきました。時間はかかりますが、丁寧に作業ができたので、ミスは少なかったです。

 次に、中級編です。

 ベルマークに慣れたら、このように、同じ点数で10の束ずつホチキスで留めていきます。かなり早く集計ができました。

 最後に、上級編です。

 これは集計活動に慣れている6年生のやり方ですが、何人かで組を作って、100枚単位で一斉に点数を数え、集計していきます。この6年生達は、仕事が速いので、封筒いっぱいにたまっているベルマークをどんどん集計してくれました。

 

〈8回発送して、13万点〉

 それぞれの整理袋に集計できたら、私のところに持ってきて、計算の確認をします。

 そこでミスが見つかったら、計算し直してもらうようにしました。このようなやり方で集計したところ、1学期には今までにたまっていたベルマークの集計をほぼ終えることができました。そこで、2学期からは、ベルマークポストをクラスに置き、ベルマークの収集を再開しました。10月にはベルマーク週間を設けて、全校の目標枚数を決めて、ベルマークを集めてもらうように呼びかけました。

 ベルマーク週間では、クラス対抗にするのではなく、全校で目標枚数を達成できるように考えました。その結果、12000枚以上のベルマークを週間内に集めることができ、全校の児童に、ベルマークに関心を持ってもらうことができました。

 2学期からは、当番活動として、各クラスに置いてあるベルマークポストを、週に1度、回収して仕分けをしていきました。月に4回ほどの児童会の時間に一斉に集計をし、こまめに発送をしました。子ども達は、ためてしまうとミスが多くなるので、こまめに分けて集計し、そのつど、発送する形をとりました。昨年度は、8回発送して、約13万点のベルマーク預金をためることができました。

 

〈見通しをもって、こまめに発送〉

 初めは、子ども達だけの集計ということで、マークの混在や点数違いのミスもあったのですが、回を重ねることにミスも少なくなりました。子ども達だけでも、やり方を工夫して仕分け、集計をすることができました。ためてしまうと、子ども達もついつい雑な作業になってしまうので、見通しを持ってこまめに集計・発送をしていくことが大事だと思いました。昨年度は、委員会の子ども達と、職員で話し合って、ソフトドッジボールを購入することができました。昨年度は、集計作業中心の委員会活動でしたが、集計もほぼ終わったので、今年度はベルマークを全校のみんなに知ってもらうような活動をしていきたいと考えています。

 

 最後に、昨年度のベルマーク委員長の引継ぎの言葉を紹介します。「ベルマーク委員会の活動は、地味かと思いますが、0.7点のように少ない点数でも、たくさん集まれば多くの点数になり、達成感があります。来年度もベルマーク委員会のみんなで協力して、がんばってください。」

 

 以上です。ご静聴ありがとうございました。

 

=長野県松本市深志2丁目の松本市駅前会館

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