ベルマーク運動説明会 5月10日(火)秋田


(2016/05/31)印刷する

秋田市立飯島小学校

(左から)九嶋あゆみさん、二田雪絵さん、三浦ひろみさん

全校児童に「ベルマーくん袋」

〈学校紹介〉

 はじめに、学校の紹介をいたします。私たちの飯島小学校は秋田市の北部・飯島地区にあり、今年度で141周年を迎えました。秋田市で一番広い校地面積を持っており、2千本もの松の木に囲まれた、緑豊かな丘の上にあります。児童数496人、6学年、特別支援学級を含めて19学級の中規模校ですが、児童数が年々減少しているのが現状です。

 

「輝く子どもの育成」を目標とし、「いいじま」に合わせて、「いのちのめぐみを いっぱい感じあい しなやかにじっくりと まなぶ喜びにひたる子どもたち」……

 

 その中に「輝く表情」が見られることを願って教育に取り組んでいます。学校と家庭だけではなく、学校と地域の方々との絆を深めるための活動にも力をいれています。昨年度は140周年の節目を迎え、さまざまな周年行事で大いに盛り上がりを見せました。玄関前には子どもたちのアンケートをもとに作った、「笑顔 協力 挑戦 夢に向かって」という新たなスローガンも掲げました。

 

 PTAは四つの部で構成されています。

 1.会報誌「いいじま」を発行する文化研修部

 2.「だるまの目入れ式」をはじめとする、子どもたちの安全を守る活動をする生活安全部

 3.PTAの球技大会など体育活動をする保健体育部

 4. ベルマーク活動や学年PTAの運営や給食試食会も開催する総務部

があります。ベルマーク活動は各学級2人からなる総務部が中心となって担当しております。

 

〈ベルマーク集め〉

 私たちの学校でおこなっているベルマーク活動について順に説明いたします。

 

1 5月の総務部会で部員にベルマーク活動の流れを簡単に説明します。

 

2 全校児童に配布する「ベルマーくん袋」をチェックします。

この袋に、家庭で集めたベルマークを入れて学校に持ってきてもらいます。6年間同じ袋を使い、クラスごとに分けて紙袋に入れてクラスごとに集め、一人ひとりの袋を確認します。この袋の「ベルマーくん」というキャラクターは平成12年につくられたもので、名前は児童に公募しました。ベルマークに親しみをもってもらいたいという思いで、「ベルマークだより」はじめ、いろいろな場面に登場させています。

 

3 基本的に毎月1回「ベルマークの日」を設けて活動していましたが、ここ数年は日中に働く保護者の方が増えたということもあり、年に6回ほど総務部員の集まりやすい日に作業日を決めて活動しています。この「ベルマークの日」に整理作業を行いますので、その約1週間前に「ベルマーくん袋」と「ベルマーク整理作業のお知らせ」の案内を全校児童に配布します。また、その年度最初の整理作業の前にはベルマーク一覧表も配布します。

 

4 「ベルマーク整理作業のお知らせ」には整理作業の日時のほかに、ベルマーク財団からの最新情報や、ベルマークの切り方なども載せています。5月と翌年の3月には「ベルマークだより」を発行します。

 5月には、はじめてベルマーク活動に参加する1年生を中心に、全校で再確認するという目的で、ベルマークの集め方・切り方・出し方などの内容を、3月には1年間の活動の報告として集票点数などを載せています。

 

5 子どもたちは「ベルマーくん袋」を渡されましたら、整理作業の日までに家庭で集めたベルマークを入れ、その「ベルマーくん袋」をそれぞれの教室にある紙袋に入れます。そしてベルマークの日の朝に係の児童に整理作業を行う「生活科室」に紙袋を持ってきてもらいます。

(総務部員が各教室をまわって袋を回収することもあります)。

地域の方が登校途中の子どもにベルマークを渡してくださったり、町内の廃品回収の時にベルマークも回収してくださったり、と地域ぐるみでベルマーク活動に参加協力していただいているのは、とても嬉しいことです。

 

6 「ベルマークの日」のベルマーク整理は午前9時半から12時まで、この時間帯の都合の良い時に作業することになっております。「仕分け」と「集計・発送」と二つに分けて、その回ごとに作業内容を決めています。(「今回は仕分け」、「今回は集計・発送」というように決めます)

 

 

 

7 「仕分け作業」ではまず、各学級から集められた一人ひとりの「ベルマーくん袋」から大きな箱にベルマークを移し入れるところから始めます。大きな箱から「いちごパック」などを使って小分けにし、番号ごとに分けます。その時、ベルマークに余白をつけて切りますが、小さなマークは大きめに切るように気をつけています。番号ごとに分ける時には、整理しやすいように紙コップを使っています。脱退した会社のマークが入っていることもありますが、「もう脱退したよ」と声をかけ合い、注意して分けています。

 「この商品にもベルマークが付いている……」と、整理している時に新たに見つける方も多く、いろいろな情報を交換しながら、あまり根をつめず、お茶を飲みながら、楽しく作業を進めています。

 

8 個人個人である程度分けたところで、番号ごとに分けられたベルマーク棚の引き出しケースに入れます。

 

 

9 「集計・発送」では番号ごとの点数を計算します。番号ごとに分けられた引き出しケースをテーブルの上に並べ、1人が1ケース(ひとつの番号)を計算します。この時、他の番号のマークが混ざっていないか、確認しながら進めます。薄いマークは10枚ごとにホチキスやテープでとめて計算しやすいようにしています。メモをとりながら数え、袋に鉛筆で記入したあと、数えたベルマークを入れて袋を止めます。

 

10 インクカートリッジは、数がある程度まとまった時に整理し発送します。

 

 

11 飯島小学校PTAは、昭和37年にベルマーク活動に参加し、平成12年には300万点、平成22年には400万点を達成しました。ベルマーク活動を進めてきた50年の間には、試行錯誤をしてきたことと思います。子どもたちの委員会活動に取り入れたり、夜に作業を行ったり、ということもありましたが、ここ7~8年は現在の方法で定着しています。整理作業に参加する人数も10人程度ということもありますが、PTAの皆さまの負担にならないように活動していますので、家に持ち帰って作業するということはほとんどありません。

 

 これまでにほとんどのベルマーク預金を使って発注し、学校設備品を購入してきました。

 平成15年の校舎改築完成以降は「からくり時計」「鉄棒」「パソコン」「プリンター」「デジタルカメラ」「掃除機」「高圧洗浄機」「紅白幕」などを購入しました。今年度も子どもたちの活動やPTA活動のために先生方や役員の方々と相談して購入品を決めたいと考えております。

 

 ベルマークをもっと多く集める方法はないか、もっとやりやすい整理の仕方はないか、いかにして情報を確実に提供するかなどを考えると、ベルマーク活動はとても奥が深いと感じていますが、今のところ、特別に目標点数などは立てず、「無理をせず」をモットーに、部員が和気あいあいと活動しています。

 

 平成24年度の集票点数秋田県4位という結果は大きな喜びです。

これを励みに、今後もあまり力まず、末永く続けられるベルマーク活動となるよう続けていきたいと思っております。

 本日はありがとうございました。

 

=秋田市東通仲町の秋田市民交流プラザALVE多目的ホール

ベルマーク商品

こどもがよろこぶ・かるい学習帳B5かんじ84字リーダー入り

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
1/30までの受付分を作業中