ベルマーク運動説明会 5月13日(金)佐世保


(2016/05/18)印刷する

佐世保市立吉井南小学校

吉井南小学校PTAの左から、佐藤恵美理さん、三ヶ﨑雅代さん、福田さやかさん

収集は教室の集計箱、子どもが仕分けできるよう工夫

 皆様、こんにちは。

 本日の発表をします、佐世保市立吉井南小学校PTA福祉部の三ヶ崎、福田、佐藤です。

どうぞ、よろしくお願いします。それでは、本校のベルマーク活動について発表致します。

 

 まず、地域の特色と学校の紹介からお聞き下さい。

 私たちが住む吉井町は、自然や歴史が多く残る町です。学校周辺には自然公園やポットホールなどがあり、自然がとても豊かです。特産品としてメロンとイチゴが有名で、授業の一環としてボランティアの『三農会』の方に協力して頂き、体験学習など多く取り入れています。

 吉井南小学校は明治7年7月15日に創立され、今年で創立143年目になります。全校児童が平成27年度で225名、全9学級の中規模の学校です。学校の教育目標は、目標の達成に向けて主体的に学び、自分のよさを高め、力を伸ばしていく子どもの育成です。

 保護者や地域の方々によるボランティア活動が盛んで、登下校の安全見守りや図書ボランティアによる読み聞かせ、放課後子ども教室、先ほどもご説明しました「三農会」の方による体験学習など、さまざまな活動が行われています。最近では、お父さん方が集まり、子どもたちに出来ることをしていこうという趣旨で『おやじの会』が発足しました。

 

 次に吉井南小学校のベルマーク活動について説明します。

 PTA活動は本部の他に、生活指導部・文化広報部・福祉部・保健体育部の4つの専門部で構成されております。ベルマーク運動は福祉部が担当しています。

 構成は本部役員1人と各クラスから1人ずつ選出された福祉部員、合計10名です。

 

 活動としては、まず、ベルマーク活動の協力を呼びかけるため、上手なカットの仕方などを載せたプリントや、「ふれあい新聞」を発行しています。ベルマーク集計後にも点数報告の「ふれあい新聞」を年に約3回発行していますが、昨年度は集計が遅れてしまい、1回だけとなりました。

 初めの「ふれあい新聞」と同じ時期に、学校を通して全児童にベルマークを集めるための封筒と、ベルマーク商品の一覧表を配布します。「無理なく、無駄なく、根気よく」をモットーに、そして楽しくベルマーク活動を行っています。

 ベルマークを持ってきた児童には、御礼として封筒にシールを貼ってもらうよう、先生方に協力して頂き、楽しみながらベルマークを集めることができるように工夫しています。児童の収集活動に対する関心が高まり、積極的にベルマークを集めてくれるようになっています。

 

 学校に持ってきたベルマークは、各クラスの教室に設置してあるベルマーク用の集計箱に集めています。更に子供たちが番号別に振り分けられるよう、スライドでご覧頂いているような箱を準備しました。この箱を準備したことで、子供たちが自分で振り分けができるようになり、ベルマークを集めることに対する意識が高まると共に、仕分けの効率があがりました。子供たちも楽しんでくれているようです。

 ベルマークがある程度集まると、授業参観日の前に会議室に集まり、残りの仕分け作業を行っています。授業参観の前は、役員の皆様も集まりやすいとのことなので、毎回授業参観の前に行っています。

 では、私たち福祉部が行っている、作業の手順について説明します。

まず、郵送用の封筒を長机の上に並べ、封筒の上に番号別にベルマークを置いていきます。

仕分けを終えたら、封筒に入れ、同じ量になるよう、役員全員で分け、持ち帰ります。

 最後に、持ち帰ったベルマークの周りをカットし、10枚毎にセロハンテープやホッチキスでまとめていきます。まとめたら封筒に点数を記入し、子供を通して、福祉部部長に渡してもらいます。集計作業が終了したベルマークを福祉部部長が財団に発送します。

 

 その他に、校区内のスーパーや郵便局にも収集箱を設置させて頂き、それぞれが時間があるときに回収するようにしています。地域の皆様にも協力して頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

 平成25年度より、ベルマーク以外にもプリンターのインクカートリッジ、テトラパックを集めています。インクカートリッジ、テトラパックの回収箱は児童玄関につながる『みなみの広場』に設置しています。

 これらは、ベルマークよりも馴染みがないため、回収箱付近に児童にもわかるよう、回収方法がわかるポスターを掲示して、呼びかけています。

 これらの箱詰め、集計も授業参観前に行うようにしています。集計場所は持ち運びが大変なのでその場で行います。インクカートリッジはメーカーごとに分け、箱詰めしていきます。テトラパックは重量、インクカートリッジは個数を数えます。集計を終えたら、学校からそのまま発送します。

 昨年度の集計実績としましては、21,906点集まりました。昨年度集計した分は、竹馬や一輪車を購入したいと学校側から要望がありましたので、これを目標にベルマーク貯金をすることになりました。

 購入するものについては、福祉部で話し合うほか、学校側から要望があれば検討し、決めています。これまでに購入したものは、音楽室のピアノカバー、各クラスにオセロゲーム、保健室に空気清浄機などです。

空気清浄機はインフルエンザ拡大予防のため、先生方、子どもたちにも喜ばれています。

 昨年度の活動の反省点が二つあります。集計する回数が少なくベルマークが貯まりすぎて、時間内に仕分けが終わらなかったこと、二つ目は、地域でも協力して頂いている収集箱の回収がスムーズに出来なかったことです。

 

改善方法として、ベルマークの集計回数を年3回以上に増やすこと、地域の収集箱については、分担を決めて、回収に取り組むことなどを話し合っています。これからも、役員で話し合いながら、よりよいベルマーク活動を行っていけたらと思います。

 

 ささやかですが、私たちが取り組んだベルマークの活動の紹介でしたが、参考になるところがありましたか? 私たちは、ベルマーク活動を通して、ベルマークの1枚1枚の大切さを知り、今まで以上に興味を持ち、購入する時から気にかけるようになりました。

 また、ベルマーク活動を、子どものため、学校のためと思って活動していましたが、他の学年の役員の方と一緒に活動することにより、親同士のつながりのきっかけとなり、自分たちにとっても、とても貴重な場となりました。作業中は情報交換の場ともなり、楽しくベルマーク活動ができ、なによりもやってよかったと思っています。

皆さんも、これから楽しく、有意義な活動を続けていって下さい。

ご清聴ありがとうございました。

 

=アルカスSASEBO 4階中ホール

ベルマーク商品

アルトリコーダー 709BW(E)

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中