2017年度 教育応援隊募集


(2017/04/11)印刷する

 ふだんの授業では味わえない体験と感動の場を提供し、好評をいただいているベルマーク財団の「教育応援隊」がことしも全国の学校を訪ねます。

 ベルマーク版「オーサー・ビジット」と、「ミズノ・スポーツ教室」(走り方・サッカー)、シャンティ国際ボランティア会が続けている「絵本を届ける運動」の三つです。ふるって応募してください。

 オーサー・ビジットとスポーツ教室は、ベルマーク預金から3万円(消費税別途2160円)を払っていただきます。それを除く費用は財団が負担します。絵本を届ける運動では、完成させた本の返送料以外は財団が支援します。

 オーサー・ビジットの申込書は朝日新聞社の関連ホームページ(HP)から、スポーツ教室と「絵本」は財団HP(http://www.bellmark.or.jp/)からダウンロードできます。応募締め切りは、オーサー・ビジットが6月26日(月)、他の二つは6月30日(金)必着ですが、実施校数に達した段階で締め切るものもあります。

 授業内容や応募方法は以下の通りです。ベルマーク運動参加校にお届けする教育応援隊の案内チラシや財団HPもご覧ください。

 


 

「ベルマーク版オーサー・ビジット」

 子どもたちに人気の本の著者(オーサー)が学校を訪ね(ビジット)、とっておきの特別授業をします。朝日新聞社の人気企画のベルマーク版です。

 今年度のオーサーは3人で、タレントのコロッケさんが初めて登場します。尾木直樹さん(教育評論家・前法政大学教授)、長谷川義史さん(絵本作家)も引き続き講師を務めます。

 児童・生徒が色紙に寄せ書きして学校自慢や来校をアピールし、オーサーがその色紙を見て訪問校1校を選びます。

 授業は1~2時限程度です。全校生、あるいは学年単位などを対象にした授業もできます。9~12月の授業のある日に開催します。

 詳しくは、5月中旬に掲載する予定の朝日新聞特集記事や、朝日新聞社の関連ホームページ(http://www.asahi.com/shimbun/dokusho/authorvisit/)をご覧ください。応募のための色紙に書く必要事項の記入用紙もここからダウンロードできます。応募受け付けは特集記事の掲載後になります。

 支払うベルマーク預金3万円(消費税別途2160円)のうち5千円分は書籍の購入になります。書籍はベルマーク運動協力会社・日教販が扱い、注文書をベルマーク財団に送ってください。

 応募についての問い合わせは、出版文化産業振興財団(JPIC)へ=電話03-5211-7282(平日10~17時)、ファクス03-5211-7285、Eメールauthor@jpic.or.jp

 訪問校にはオーサー訪問後、朝日新聞の紙面用に色紙作成中の写真の提供をお願いする場合があります。

 

 オーサー3人のプロフィールは次の通りです。(50音順・敬称略)

 

尾木 直樹 (教育評論家・前法政大学教授)

おぎ・なおき 1947年滋賀県生まれ。中学・高校教師として22年間、ユニークで創造的な教育実践を展開。現在は「尾木ママ」の愛称で親しまれ、Eテレ「ウワサの保護者会」をはじめ、テレビなど多方面で活躍中。『取り残される日本の教育』(講談社+α新書)、『本物の学力・人間力がつく 尾木ママ流自然教育論』(山と渓谷社)、『尾木ママの叱らずしつけ 21のコツ』(主婦の友社)など著書多数。

 


 

コロッケ (タレント)

1960年熊本県生まれ。80年、「お笑いスター誕生!!」で芸能界デビュー。TV・ラジオなどで活躍中。2014年、芸術文化の振興に貢献したとして文化庁長官表彰、16年、日本芸能大賞受賞。芸能活動のかたわら、東日本大震災ほか被災地支援活動を行う。著書に『母さんの「あおいくま」』(新潮文庫)、『マネる技術』(講談社+α新書)がある。5月6日~20日、名古屋・中日劇場で座長公演「コロッケ特別公演」を行う。

 


 

長谷川 義史 (絵本作家)

はせがわ・よしふみ 1961年大阪府生まれ。ユーモラスな作風で人気。『ぼくがラーメンたべてるとき』(日本絵本賞など。教育画劇)、『おたまさんのおかいさん』(講談社出版文化賞絵本賞。解放出版社)、『大阪うまいもんのうた』(佼成出版社)、『たこやきのたこさぶろう』(小学館)など著書多数。沖縄の小学生の詩を絵本にした『へいわってすてきだね』(「MOE絵本屋さん大賞1位」など。ブロンズ新社)も話題を呼んだ。

 


 

「ミズノ・スポーツ教室」

 小・中学校を対象に、スポーツ用品メーカーのミズノが専門のコーチを派遣し、実技を中心に基礎から指導します。「走り方教室」と「サッカー教室」を合わせて10校で開催します。

 1回2時限程度で、授業内容や派遣するコーチの数、実施回数は、参加する児童・生徒数などに応じて、ミズノの担当者が学校と相談して決めます。9月以降の開催が基本です。

 原則として応募受付順に調整していきますが、日程や条件などによって開催できない場合もあります。

 授業内容などの問い合わせは、ミズノのベルマーク担当・渡辺市子さん(フリーダイヤル=0120-140-336)へ。

 ベルマーク預金を使っての「スポーツ教室」注文書は、ベルマーク財団「お買いもの係」(03-5148-7251)まで。

 


 

「絵本を届ける運動」

 絵本に恵まれないアジアの開発途上国の子どもたちに、日本で出版された絵本に現地語の翻訳シールを貼って贈るボランティア活動です。中学校・高校を対象に20校を募集します。

 この運動を進めているのは、シャンティ国際ボランティア会(SVA)です。1999年に始め、これまでにカンボジアやラオス、ミャンマー難民キャンプ、アフガニスタンなどに、計27万冊の絵本を贈ってきました。

 活動内容は簡単です。1校あたり25セットの絵本と翻訳シールなどがSVAから届きます。説明書に従って絵本にシールを貼り、作業は1時間ほどです。できあがった絵本を宅配便などでSVAに送ります(この送料のみ学校負担)。10月末までの返送が条件です。

 詳しくは、SVAホームページの「絵本を届ける運動」(http://sva.or.jp/ehon)で紹介しています。

 

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