新ベルマーク大使・板坂菜々乃さん、麻菜華さん、茉梨菜さん、ありささん


(2018/10/10)印刷する

 9月某日、三つ子の“営業”活動に同行させていただきました(4女ありささんは学校のため欠席)。かごしまベルマーク運動推進の会代表を後押しした平嶺光子さんと、お母さまの朋子さんの運転で、市内の企業や団体を訪ねて、自分たちの思いを伝えました。

 集合は8時45分、それぞれスーツや制服を着て準備はばっちりです。まずは鹿児島市教育委員会の教育長・杉元羊一さんを訪問しました。第1陣ベルマーク大使の松本哲さんに作ってもらった名刺と資料を渡し、「テレビでがれきの山を見ることは減ってきていたけれど、被災地では地震直後と変わらない景色が広がっていた。現地の人に『来てくれただけで嬉しいし、それを伝えることもボランティア』と言われてその重要性に気付いた」と、中学生だったとき宮城県に行ったことを思い出しながら語った茉梨菜さん。その気持ちが原動力となっています。

 銀行2カ所では、回収箱設置のお願いもしました。もし支店にもご協力いただけたら更なる広がりが期待できます。

 その後いつもの活動場所、ボランティアセンターの所長・窪園達一さんに会いに行きました。窪園さんは「一番力を入れていきたいのは若い世代。小中高校生に比べて、短大生や大学生とはつながりが希薄な部分があるから活動していただけるのはとても良いことだし、期待している」と話しました。

 午後にはNHK鹿児島放送局の取材を受けました。カメラを前に作戦会議をしながら、納得のいくまでこだわる3人でした。

 鹿児島県庁や生涯学習施設にも出向き、この日のスケジュールを終えたのは17時頃。充実した一日を過ごしました。

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 会の元代表だった平嶺さんは4姉妹のことを「自分の分身が出来たようで嬉しいです。彼女たちが代表となることで、人とのつながりの幅が広がりました」と喜んでいます。実際に、友達がベルマークをくれることも増えたようです。

 「『切り取る瞬間から被災地支援が出来る』をモットーに活動しています」とベルマーク運動の気軽さを語るのは菜々乃さん。被災地から遠く離れた鹿児島からでも支援できることにやりがいを感じているそうです。

 今後の抱負を「鹿児島市民1人1点と考えて、60万点を目指したいです。単に集めるだけではなくベルマーク運動の魅力も知ってもらえるように頑張りたいです」と麻菜華さんは言いました。

 「ベルマークを捨てるのは、1円玉を捨てるのと同じこと」。小さなマーク1枚1枚の価値をそう考えています。現地に行った経験があるからこその重みのある言葉でした。

ベルマーク商品

コイン形リチウム電池

ベルマーク検収

今週の作業日:4/15~4/19
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