ベルマーク運動説明会、旅ドキュメント 中国・九州編


(2018/07/11)印刷する

 6月号に引き続き、財団職員による説明会のドキュメントをお届けします。関門海峡を挟んだ中国・九州地方3県4都市の説明会を“巡業”したレポートです。財団マスコットのベルマーくんも同行しました。各地の写真も合わせてご覧下さい。


山口

 説明会は、ベルマーク運動にご協力いただいている皆さんに直接お会いできる貴重な機会です。「どんな出会いがあるだろうか」「現場ではどんな声が挙がっているだろうか」、そんなことを考えながら移動しています。今回は、山口宇部空港からスタート。バスに乗るため外に出ると、なんと敷地内に薔薇園がありました。約160品種、約1000株もの薔薇を背に、期待に胸をはずませて会場の山口市民会館へ向かいました。

 体験発表を引き受けて下さったのは、山口市立平川小学校の原知子さん、近藤多佳子さん、青島七重さん。背中に学校のロゴが入ったお揃いのTシャツを身に着けての登壇です。保護者の「PTA学年部ベルマーク係」と児童の「学校ベルマーク委員会」を中心に、学校全体で意識を高め、回収率UPに成功されたそうです。ベルマーク係は、さらに5つの担当に細分化しているのが特徴です。ユニークなのは、ベルマーク委員会が主催するドッヂボール大会。クラス単位で、ベルマーク25枚とテトラパック30枚を集めることを参加条件とし、企画から運営まで全て子どもたちで行いました。さらに保護者向けには、PTAおやじの会主催のドッヂボール大会があり、1人10枚のベルマークを条件に参加者を募り、盛り上がったそうです。

 終了後は、翌日の下関会場まで、在来線で約2時間の移動です。山口駅の後ろに迫る新緑の山々に見送られて出発しました。


下関

 下関の街は、かわいい「ふく」たちであふれていました。「ふぐ」ではなく「ふく」です。見上げれば駅のちょうちんに、視線を落とせば足元のマンホールに、ふく・ふく・ふく ……。地元の方にとっては、当たり前の風景かもしれませんが、初めて見た私にとってはとても新鮮で可愛く、思わず写真をたくさん撮ってしまいました。

 説明会当日の天気は雨でした。天気が悪いと、せっかく足を運んでくださる皆さんに申し訳ない気持ちになります。でも会場の海峡メッセ下関には予定を超える42人が来てくださいました。PTAの発表は下関市立川中小学校の田中佳容子さん、永田加奈子さん。川中小は「日本一学びの好きな学校」を教育目標に掲げており、県内の学校に向けた授業力向上実践研修会や山口県学力向上推進フォーラムの開催実績があります。

 同校は学期に一度「ベルマーク週間」(8日間)を設けているのが特徴。期間を設定することで、ただ提出するだけではなく、集める意識づくりが出来るそうです。回収したマークは各クラスの施設部員が持ち帰りプレ集計をします。そうすることで、PTAによる集計作業の日の負担を少しでも減らせるよう努力されています。学校も強力な味方です。発送作業や、カートリッジ類とテトラパックを随時回収してくれるのは、学校の事務室なのだそうです。

 翌日の会場の最寄り駅までは在来線で10分ちょっと。海の底のトンネルを抜けると、そこはもう九州でした。


北九州

 天井が高く開放感のある小倉駅を通り抜けて、毎日西部会館へ。

 この日の発表校だった北九州市立大里柳(だいりやなぎ)小学校は、その名の通り、ひな人形の「おだいり様」に由来する地名だそうです。来て下さったのは、学級ふれあい委員会の矢括留美子さん、佐藤典子さん、千葉恵美子さん。前年度PTA会長の遠藤誠一さんも応援に駆けつけました。

 昨年度は活動を本格化させる前に、作業の進め方について意思統一を図りました。その結果、番号・点数ごとに分別して10枚ずつテープでとめる、というルールにしたそうです。カートリッジ類の回収や、校区内の自治公民館、市民センター、スーパーへの協力依頼もしています。「地味で大変と思われがちです。でも子どもたちのためになる大変やりがいのある活動です」と締めくくられた発表に大きな拍手が送られました。

 会が終わると、大分まで特急ソニックで1時間半かけて移動。乗り込んだ小倉駅では列車の進行方向が変わるため、座席の向きを自分たちで逆にします。進行方向の右側に座ると山の緑が、左側に座ると青い海を見渡すことが出来ます。大分到着前には地元を案内するアナウンスが。ベルマーくんと共に移動していた私は、緑を背景に写真を撮ってみました。


大分

 この日は見事な晴天。東京と比べると西日本の陽射しはとても強く、日傘を持って行けばよかったと悔やむほどでした。

 会場のコンパルホールは定員500名。その立派な大舞台に堂々と登場したのは、大分市立明治北小学校の桑野清香さんと同校の癒し系マスコットキャラクター、コスミーと妹のモスミー。思わずモフモフしたくなる可愛さに、会場が湧きました。明治北小には「コスモスロード」があり、コスミーとモスミーはコスモスにちなんだ妖精だそうです。桑野さんは昨年度、PTA副会長をつとめていましたが、今年度は執行部の相談役として大活躍されています。

 発表テーマは「保護者と学校、地域、子供たちの『連携・協働』の大切さ」。昨年度の集票点数は151,871点と大分県内で第2位を記録しているのに「決して大きな実績をあげているわけではない」という謙虚な挨拶から始まりました。集票点数のうちカートリッジが65,000点と多くの割合を占めたのが特徴です。さらに、子どもたちの声をもとに一輪車を購入、それを全校集会で校長先生から説明してもらい、学校だよりでも紹介してもらったそうで、子どもたちを中心に考えた活動の意識が伝わってきました。

 一週間の説明会を終えて財団に戻った私ですが、続々と届くベルマークを見るたび、そこにたくさんの苦労や工夫、子どもたちへの想いが詰まっていることを改めて実感しています。今後も、「子どもたちのために何が出来るか」を自分に問いながら活動していきます。

ベルマーク商品

旭松こうや豆腐 だし付5個

ベルマーク新聞

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2018年 7月号
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