「ベルマーク大使」オイスカ高で後期委員長の齋藤大祐さん


(2016/01/15)印刷する

 齋藤大祐(さいとう・だいすけ)さん。浜松市の学校法人中野学園オイスカ高校2年生。ベルマーク活動の中心となる生徒会の奉仕活動委員会で10月、後期委員長に選ばれました。オイスカ高校は集票点数が累計1100万点を突破したばかりで、全国で年間集票の5年連続1位を更新中ですが、6連覇も視野に入ってきました。


「子供の森」計画 応援に力/齋藤大祐さん

 「ベルマークはまだ勉強中です。実は10月から生徒会の奉仕活動委員会の後期委員長になったばかりで」。浜松市の中野学園オイスカ高校2年の齋藤大祐さんは照れたように話しました。

 サッカー部では攻守にわたり活躍するミッドフィルダー(MF)。担任でもある同部顧問の山本元太先生の推薦もあり、満場一致で後期委員長に選ばれました。「素直でまじめ」が齋藤さんの持ち味です。通常、任期は半年ですが、ベルマーク大使を委嘱されたことで半年延長の今年9月までとなりました。

 同校はJR浜松駅からバスで40分ほど、浜名湖ほとりの豊かな自然環境に恵まれた場所にあります。1971(昭和46)年にベルマーク運動に参加しました。東南アジアを中心とした植林活動「子供の森」計画への貢献を目標に、活発に運動を展開してきました。年間集票点数は5年続けて全国1位となり、その名を広めてきました。昨年12月には累計で1100万点を突破し、全国6連覇も視野に入ってきました。

大使の委嘱状を持つ齋藤さんを囲む奉仕活動委員会のみなさん。前列左端は顧問の鬼石郁子先生
たくさんの人たちからオイスカ高校にベルマークが届きます

 それを支えているのが奉仕活動委員会(18人)です。全校生徒は311人と小規模ですが、「子供の森」計画は学校の設立母体である国際NGO「オイスカ」が実施し、ベルマークの友愛援助事業の一つでもあるため、全国に広がるオイスカの組織や会員からマークが続々と寄せられるのが強みです。

 活動を知った静岡県内の一般の個人や企業、労働組合などからもマークが届きます。地元紙の投書欄には、ベルマークの活動報告を年2回、委員長の名前で載せてもらっています。集まったマークの仕分け・集計は奉仕活動委員が取り組み、一般生徒、保護者、教職員、地域の人たちも様々な場面で協力してくれます。

 「新聞に名前が載ると、しばらくは個人名でマークが届きます。ベルマーク新聞には写真まで載っちゃうんですよね」。マークがまたいっぱい届くかなあ。そんな予感を、齋藤さんは嬉しそうに話してくれました。                (石田美由紀)

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