群馬県で全国へき地教育研究大会開催


(2014/10/27)印刷する

へき地には教育の原点、教育の展望がある

開会式であいさつする伊井連盟会長

 「地域にへき地があっても、教育にへき地があってはならない」という理念のもと、へき地・小規模・複式学級の教育に取り組む全国へき地教育研究連盟。この団体が開催する第63回全国へき地教育研究大会が10月、群馬県でありました。大会の目的は、学校経営や学習指導について研究協議し、全国各地の研究成果を交流し、へき地教育の充実を図ることにあります。

 一日目の全体会は、高崎市の群馬音楽センターで開かれ、全国から校長ら約600人が参加しました。ベルマーク財団からは、中島泰常務理事が出席しました。連盟会長の伊井一雅氏は開会式で、「へき地には教育の原点がある、へき地にはこれからの教育の展望がある、との言葉をかみしめ、自信と誇りをもって教育実践に取り組むことが大切であると思います」とあいさつしました。また、連盟研究部長の河田茂氏らが、群馬大会の意義や新学習指導要領のねらいとへき地教育について基調報告を行いました。

 ノルディック複合団体金メダリストの荻原健司氏による講演や、高崎市立倉渕中学校による器楽演奏もありました。

効果を熱唱する上野中の生徒

 午後からは六つの会場で、12のへき地学校での教育の取り組みについて発表がありました。会場に集まった各校の教諭たちからは、活発に質問や意見が飛び交いました。

たくさんの人が見守る中、3年生の英語の授業がおこなわれました

 二日目は県内九つの小中学校に分かれて分科会が開かれました。上野村立上野中学校(飯出哲夫校長、31人)では、生徒全員が校歌と絆ソング「栄光の架橋」の合唱で迎えてくれました。その後1年生の社会科の授業や3年生の英語の授業を見学しました。

 次回開催は熊本県です。

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