ベル便りコンクール優秀賞 江別市立いずみ野小


(2018/01/18)印刷する

「無理しない」と学校作業は年2日

 江別市立いずみ野小学校(中川幹彦校長、161人)では、ボランティアの「ベルマーククラブ」が活動しています。10年前には17あったPTAの学校支援や趣味のサークルが残っている数少ない団体の一つです。

 現メンバーは15人。代表の中園さつきさんは、「以前はパワフルな会長を中心にたくさんの点数を集めていました。今は無理をしない、を第一にしています」と言います。主要メンバーがごっそりと抜けた4年半前、「なくさないで欲しい」と学校から頼まれて、代表を引き受けました。

 

 マークを入れるペットボトルを児童に渡し、メンバーやPTAの「1人1活動」の保護者が自宅で作業します。学校に集まるのは年2回の「大集計」の時くらい。

 「意識が高いメンバーばかりで、ほぼノーミス」と中園さんも感心します。メンバーは「数えたり、切ったりする作業が好き」と言い、「少ないと、これだけ? と担任の先生に文句を言いたくなる」そうです。

 会員や児童への連絡は年7回発行する「ベルマーク新聞」です。

 「ベルマーク週間はじまってますよ」「目指せ、全員提出」と内容が明確です。回収期間や総得点といったデータは大きな字に線や枠囲みもして、分かりやすく、字体や大きさのバランスもよく、独自キャラクター「べるりん」も親しみやすさに役立っています。

 担当の大日向美佳さんは5年目です。「1人1活動」で関わり、「会社で事務の仕事をしていて、パソコンが使える」と任されました。「2年間は手探り」から2年連続の佳作をへて、優秀賞に輝きました。

 「無理なく見てもらうことが大切。興味がないとスルーされるので、パっと見て、何だろう、と目に留まるように工夫しています」と言います。

 時期ごとに伝える内容が同じで、毎年似た紙面にならないようにするのに苦労する、と言います。すかさず、「毎年同じ方が、そんな時期か、と安定感がある」と中園さんがフォローします。

 一昨年の学校創立20周年に合わせて本棚を購入。今年度の目標は5万点ですが、児童数の減少が目下、最大の悩みです。

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今週の作業日:3/25~3/29
1/30までの受付分を作業中