ベル便りコンクール佳作 練馬区立石神井台小
(2018/01/18)印刷する
編集方針は「必要な情報が一目で」
「わざとパターンを変えずに、必要な情報がどこにあるかが一目で分かるように心がけました」
佳作に選ばれた東京都練馬区立石神井台小学校(海老原誠校長、581人)の「父母と教職員の会」児童活動部の田中晶世・前部長と原未佳・前副部長(2016年度)は、編集の狙いをこう明かします。
ベルマークだよりは、マークの回収に合わせて6月、9月、12月、2月の年4回、それに3月に臨時号を発行しています。6月号では初めてベルマーク活動に参加する人たちに向けて、「ベルマークとは」をやさしく解説しました。9月、12月、2月号では、新しい協賛会社や活動の成果を説明し、ベルマーくんのイラストを添えて回収日を大きく表示、新たに力を入れているウェブベルマークに紙面の半分を割きました。3月の臨時号には、1年間活動を続けた思いと協力してくれた人たちへの感謝を込めました。
年3回の集計は平日の午前中。毎回約30人がボランティアで集まってくれます。根気のいる作業ですが、「集まってワイワイ話しながらやるのが楽しい」と人気だそうです。
取材にうかがったのは、ちょうど12月の回収の日でした。教室に散った役員さんたちが次々と作業部屋に戻ってきます。手には子どもたちがベルマークを入れて持ってきた緑色の封筒がいっぱい。封筒は学年はじめに児童一人ひとりに配られます。鞄の中でも目立つように色付きで、オリジナルのデザイン。持って来たらスタンプを押してもらえるようになっています。
スタンプも手作りの消しゴムハンコです。ベルをあしらったり、協賛会社のキャラクターを登場させたり。「楽しく集めてほしいな」という願いのこもったスタンプがたくさんありました。新作もまだまだ出来そうです。
回収日の案内にはベルマークだより以外でも知恵を絞ります。回収封筒に日時を入れたのは大好評。期日が迫ると給食時間の校内放送でベルマーククイズも出題しました。
シンプルで楽しく工夫がいっぱい。石神井台小スタイルはこれからも受け継がれていきそうです。