ベル便りコンクール特別賞 私立二日市カトリック幼稚園


(2018/01/18)印刷する

新しい試みに「便り」作り、毎月発行

 「ベルマーク活動で新しい試みをしてみよう」。福岡県太宰府市の二日市カトリック幼稚園(竹内英次園長、園児164人)では、年度初めの保護者会役員会でそう決めました。その試みの一つが「ベルマーク便り」です。5月にB4判の第1号を出し、毎月発行を目指しています。

 収集のしかた、点数の多いものやマークの紹介、集計作業参加の呼びかけなどを読みやすく載せています。待望の跳び箱を運動会に間に合わせるように買えた成果を伝え、活動へのモチベーションも高めています。

 保護者会総会ではスライドを使い、紙パックやカートリッジの扱い方、ウェブベルマークを丁寧に説明し、好評でした。

 こちらも初めて発行した「保護者会通信」でも、ベルマーク運動を呼びかけてもらいました。

 こうした新しい試みには、保護者と役員の間のコミュニケーションを深め、情報の共有をしたいという願いがあります。

 役員15人のうち、ベルマークは太郎良(たろうら)美幸さんと渡邊陽子さんの担当です。「便り」にはまず感謝の思いを込めているそうです。ベルマーク一覧表で「あっ、これにもマークが」と気づく時があります。ベルマーク預金で購入すると金額の1割が困っている子どもたちの支援につながります。「そうした『役員になって知ったこと』をわかりやすく伝えたい」と渡邊さんは話します。

 

 その甲斐あってか、「便り」を出し始めてからマークも少しずつ増えています。激励の添え書きがあったり、「同じ会社番号、同じ点数をテープで貼って出してもらうと助かります」といった提案の手紙が来たりして、「便り」の反響を実感しています。

 日ごろの活動は、幼稚園の玄関に収集箱を置き、園児には回収袋を渡しています。集計は9月と2月の年2回、役員と各クラス2人のベルマーク係を中心に作業します。年に数万点が集まります。

 「家庭で無理のない範囲でマークを仕分けてもらえるよう呼びかけようかと思います」。太郎良さんと渡邊さんは話しています。そして「『便り』のファンをもっと増やしたい」。

ベルマーク商品

ソプラノリコーダー 104A(G) / 105A(E)

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/16までの受付分を作業中