ベル便りコンクール特別賞 愛媛県立しげのぶ特別支援学校


(2017/01/19)印刷する

 特別賞に選ばれた愛媛県立しげのぶ特別支援学校(喜安勝也校長、171人)は、児童・生徒数が少ないうえに居住地が全県に広がっています。PTAが集まるのも難しいなか、今年度から本格的に広報紙を作り始めました。

 きっかけは松山市で6月にあったベルマーク運動説明会でした。

 「ウェブベルマークで東北の被災地に支援を」「ベルマークの購入代金の10%が被災地支援に充てられている」という財団の説明に、PTAベルマーク担当の二宮みゆきさんは感心しました。一緒に参加したPTAの人たちに聞いても、「知らなかった」という答えばかり。「全校の児童・生徒、PTAにこのことを伝えたい」と広報紙作りを思い立ちました。

今年から本格的に発行したベルマークの広報誌

 春と秋の2回、ベルマークの仕分け作業にPTAのベルマーク担当やボランティアら計約10人が学校に集まります。その際、事前に日時とボランティア募集のチラシを作って全校で配っていました。9月のお知らせには「ウェブベルマークのお知らせ」と書いたA4判の広報紙を用意しました。

 ウェブベルマークの意義や利用方法、協賛会社の一覧などを載せました。仕分け作業の日時・場所を知らせる広報紙には「購入代金の10%が東日本大震災や熊本の被災地の子どもたちへの支援活動に充てられます」という一文も入れました。二宮さんがパソコンで作って、学校のプリンターで190枚を印刷し、全校に配りました。

 「今回の受賞をきっかけにこれからも楽しく、役に立つベルマーク便りを作っていきたい」と二宮さんは言います。

 しげのぶ特別支援学校は、肢体不自由と病弱な幼稚園児から高校生までが学んでいます。松山市の東隣の東温市にあり、PTA活動の際は、車で何時間もかけて学校にやって来る人もいます。それでも運動会や文化祭で模擬店を出したり、他校の授業参観をしたりとPTA活動は盛んです。

 寄能志保PTA会長は「ベルマークなど色んな活動を通じてPTA同士が仲良くなれます」と話しています。

 

しげのぶ特別支援学校のベルマーク担当のPTAと喜安勝也校長(右奥)

ベルマーク商品

マ・マー スパゲティ1.8mm 300g

ベルマーク検収

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