[ベルマーク便りコンクール]仕組みや課題「わかりやすさ」を追求/特別賞の浜松市立神久呂幼稚園


(2016/01/15)印刷する

 特別賞の浜松市立神久呂幼稚園(長屋立子園長、71人)では今年度、PTAのベルマーク部(古橋栄実子部長、8人)と広報部(間瀬さやか部長、3人)が「分離独立」して新設されたばかりです。新たなスタートに花を添える初受賞です。

ビジュアルな紙面。自治会でも好評です

 同園では2014年度まで、ベルマーク運動や広報活動はPTAの生活部が中心でした。兼務してきた活動をさらに充実しようと2015年度からそれぞれ独立しました。

 広報紙「かくろっこだより」は広報部で担当し、年に3回発行しています。A4判、2枚つづりのカラー刷りです。できるだけ紙面をさいて、ベルマーク活動を紹介するように努めています。

 年度初めに間瀬さんらが紙面計画を決めています。パソコンに精通した部員らが仕分け作業などを取材しながら制作し、古橋さんが監修しています。紙面は自治会の回覧板でも閲覧され、「園児からお年寄りまで幅広くわかりやすい紙面」にこだわりをもっています。

仕分け作業をしながら受賞を喜ぶ古橋さん(左)と長屋園長

 紙面では、雨で困った子どもに傘を差しだす友だちの光景がイラストで描かれ、ベルマーク運動の意義をわかりやすく説明しています。さらに、子どもから手が離れた家庭でもできるベルマーク活動の仕方も夫婦の会話で紹介しており、ベルマーク運動の「課題」を的確に把握した紙面が評価されました。

 同園は、恵まれた自然の中でナシ狩りやイモ掘り、リンゴ狩りなど四季折々のイベントを実施しています。カメラが好きなお母さんで構成する「写真部」も、紙面作りの強い援軍です。子どもたちの生き生きとした写真を提供してくれています。

 古橋さんと間瀬さん、長屋園長は「運動の仕組みを知らない保護者のために、読みやすさと分かりやすさを総力で追求した『こだわり』が認められたのでは。新態勢でスタートしたベルマーク運動や広報活動への大きな励みになります」と喜んでいます。                                 (峰正明)

特別賞の盾を手にする古橋さん(中央)と、広報紙「かくろっこだより」を紹介する間瀬さん(右)。左は長屋園長

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