[ベルマーク便りコンクール]アイデアは次々に実践、紙面で伝える/佳作の宮崎市立西池小学校


(2016/01/15)印刷する

 宮崎市の西池小学校(齊藤正利校長、898人)のベルマーク委員会の「ベルマーク通信」は、佳作に選ばれました。一見シンプルなつくりの紙面ですが、浮かんだアイデアを次々に実践に移すなど、41人いる委員のみなさんの奮闘ぶりが伝わってきました。

受賞を喜ぶ右から齊藤正利校長、西山由紀恵さん、新坂靖典教頭
牛乳パックを利用した仕分け・回収箱が各クラスに置かれています

 ベルマーク通信は、年4回発行のモノクロA4判サイズ1枚。初回号は「購入の教育備品額の1割が、へき地校や支援学校、被災校、開発途上国への援助に使われます」と活動紹介や「ボランティア委員会(5、6年生)の子どもたちが、お手伝いをしてくれます」と感謝の気持ちがつづられていました。

 第2号からは両面印刷にしました。1回目の回収結果について「な、なんと400枚持ってきてくれた子も…驚きと喜びでいっぱいです」と率直な感想を書きました。

 委員会では、クラス別集計結果をもとに表彰する取り組みも始めました。点数でなく枚数をカウントします。第3号では、500枚を超えると「ベルレベル500」、「ベルレベル1000」と、1学期と2学期に達成したクラスを紙面で紹介しました。第4号では年間集計結果を報告しました。「12万7592点」。目標の10万点を大きく上回り、県内2番目の成績でした。紙面も感謝の気持ちを表して、「ドッチビー(全クラス分)」「黒板消しクリーナー(5個)」の購入を知らせました。

 クラス表彰を考えたのは、2014年度ベルマーク委員会委員長の西山由紀恵さん、副委員長の長友翼さんです。

 西山さんは「心掛けたのは、どのようにして保護者のみなさんにしっかりと伝えていくか、でした。クラスの学級通信でもお知らせしたり、回収週間には児童たちに校内放送をしてもらったりしました。年間集計結果を発表したあるクラスでは、みなさんから大きな拍手をもらい涙が出ました、と話してくれた委員さんもいて、私も涙がこみ上げてきました」と話しました。                          (桜木正彦)

校庭にはシンボルツリーのワシントニアパームが並んでいます

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