[ベルマーク便りコンクール]ひと目でわかるポスターにこだわり/優秀賞の静岡・蒲原聖母幼稚園


(2016/01/15)印刷する

 静岡市清水区の蒲原聖母幼稚園(川島弘美園長、51人)の父母会が作成した「ベルマーク運動」の掲示ポスターとチラシが、初めての応募で優秀賞に選ばれました。忙しいお母さんたちにひと目でベルマークの仕組みを理解してもらおうと、こだわったのがポスターでした。

優秀賞を喜ぶ蒲原聖母幼稚園の父母会のみなさん

 6月に初めて作りました。「ベルマークって何だろう?」と太い黒字で書かれた紙が貼りつけられています。「1960年設立、55年続く歴史ある運動」「ベルマークは協賛会社の商品だけ」とアピールし、「ベルマークを集めたらどうするの?」に続きます。運動の流れを、ベルマーク財団の小冊子から切り抜いた絵を織り交ぜ、説明します。現在の預金額も大きな太字でお知らせしています。

 7月に作ったポスターでは「品物代金の10%が助け合い資金」とズバリ。「テトラパックの回収」も、わかりやすいイラストで説明しています。「ベルマーク530点分 紙容器であつまりました」とベルちゃんが報告しています。

 2枚ずつ4枚で作ったポスターは、どれも優しい色使いで、心が和みます。

 テトラパックの回収を始めた4月、「テトラパックの紙容器の収集について」とA4判1枚に日本語と中国語訳、英語訳で書いたチラシも作りました。

 ポスターとチラシは、4月に選任されたベルマーク担当の大津久美子さんが、子どもたちが使っている画用紙と幼稚園からもらった画用紙を使い、3日ほどかけて夜に作ったそうです。

 大津さんは静岡市で開かれたベルマーク運動説明会に出席し、仕組み、特に預金から品物を購入すると援助資金が生まれることを知りました。「ベルマークって細かくて大変。出来るかしら?」と、それまでもやもやしていた気持ちが一気に晴れたそうです。

 「働いているお母さんが多く、幼稚園からの広報紙のほかにベルマークからも広報紙を出すと、目を通すだけでも負担になると思いました。今は、子どもが見てもわかるようなポスターですべてお知らせしています」と大津さんは話しました。                          (石田美由紀)

受賞を知らせる「速報」ポスター

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