[ベルマーク便りコンクール]毎月の仕分け日翌日、児童に「お便り」/優秀賞の堺市立登美丘西小学校


(2016/01/15)印刷する

 大阪府堺市の市立登美丘西小学校(大林千登勢校長、601人)のPTA文化委員会が、初めての応募で優秀賞に輝きました。毎月の仕分け日の翌日には全児童の家庭に、作業の成果やイラストなどを載せたお知らせを配布。地域への便りや感謝状も制作するなどエネルギッシュな活動が評価されました。

PTA文化委員会のみなさん。前列中央が古川さん、左は大林校長

 「今年度最後のベルマーク&テトラパックの回収をおこないました。テトラパック給食分8832点 家庭分6950点 インクカートリッジ7820点 ベルマーク11322・7点 目標23万点達成しましたぁ」。昨年3月の便りには前日、約30人のPTAで取り組んだ月1回の仕分けの成果を報告しました。B5判1枚の便りにはほかに「3月11日には東日本大震災から4年を迎えました。ベルマークは震災で困っている人の助けにもなっています」と書き添えています。

地元スーパーに贈られたPTAからの感謝状です

 「集めてくれたPTAや児童にその月の成果をすぐに知らせたくて」とPTA会長の古川真理子さん。文化委員やボランティアらが学校に集まり午前中に仕分けを終えると、委員会の4人がさっそく編集作業に入ります。イラストや文章をわいわい言いながら考えます。学校の印刷機でその日のうちに600枚以上の便りを仕上げ、翌日、先生から児童に配られます。

 お便りは地域向けにも作ります。連合自治会の集まりにはPTAの役員が顔を出し、マークの回収をお願いし、回覧板にお便りを添えてもらっています。

PTAが描いた大林校長の似顔絵とともにベルマーク活動の成果が学校玄関に掲示されました

 お便りを作り始めたのは4年前、古川さんが文化委員長になった時から。それまで年間6万点ほどだったのを、「3年後には20万点」と目標を決め、学校や地域ぐるみで取り組むため、お便りでのコミュニケーションを考えました。その成果で昨年度、堺市で1位、大阪府で2位に輝きました。古川さんは「校区内ではすっかりベルマークが定着し、町で会った人から、集まってる? とよく聞かれます」と話しました。        (田中昭宏)

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