長野・小谷村立小谷中から感謝メッセージ


(2023/12/01)印刷する

 長野県の小谷村立小谷中学校(出口哲朗校長、生徒59人)から、スポットライトとマイクを使っている写真が届きました。二つとも、今年度のへき地学校への支援として財団が贈ったものです。

登壇者をスポットライトで照らす
有線マイク

 同校では9月に総合発表会がありました。生徒が主導になって運営する発表会で、一年を通して最も大きな行事です。体育館のステージ上ではさまざまなプログラムが披露されましたが、そこで役に立ったのがスポットライトとマイク。長く使っていたスポットライトは40年ほど前に購入したもので、体育館の照明を落としてライトを当ててもなかなか明るくならず困っていたそうです。生徒からは「今までよりもステージに上がった人を明るく照らすことができ、人の動きや表情をより分かりやすく伝えることができた」と感想が届きました。一方、新しいマイクについては「声がはっきり通るだけでなく、長いコードのおかげで、司会進行がとてもやりやすくなった」と喜んでもらえました。

今年の総合発表会テーマは「Star」

 長野県の最北西部、新潟県との県境にある小谷村。村の中央部には姫川が流れ、中部山岳と妙高戸隠連山という二つの国立公園を有しています。日本屈指の豪雪地帯として知られ、冬になると村内にある三つのスキー場は多くの人でにぎわいます。

 降雪量の多い地域ならではの学習が、地元の振興会から教わる「爪かんじき」作り。雪の上を歩きやすくするため、靴に取りつける道具のことで、小谷村では昔から受け継がれてきました。小川文徳教頭によると、「近年は触ったことのない生徒も増えてきた印象ですが、地域の伝統や地元の方との関わりはこれからも大切にしていきたい」とのこと。材料はクスノキ科のアブラチャンという木の枝で、10月下旬には1年生が、ねじれや曲がりのない枝を見つけて切り落とす作業をしました。この後、茹でて形を作り、組み立てる作業を経て、完成を目指します。

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