愛媛・新居浜市立別子中から感謝メッセージ
(2023/11/28)印刷する
今年度ベルマーク財団が備品を寄贈したへき地学校のひとつ、愛媛県新居浜市立別子中学校（髙須賀美雪校長、生徒19人）から感謝メッセージが届きました。
愛媛県東部に位置する新居浜市。別子中があるのは、JR新居浜駅から車で南に約１時間の標高約860ｍの山あいです。2010年からは、別子小の児童と一緒の校舎で学んでいます。駅から学校までの間には、江戸時代から昭和初期にかけて銅が採掘された「別子銅山」の遺跡が残っています。
今回の支援では、グループボード、CDポータブルシステム、天体望遠鏡、地球儀など様々な備品を贈りました。
グループボードは縦長のホワイトボードで、岡和宏先生によると、時系列で話を整理する時に重宝しているそうです。さっそく総合的な学習の時間に活用しました。
学校には「別子ファーム」という農園があります。生徒たちは総合的な学習の時間で、育てる野菜の種類や植える場所、収穫時期など具体的な計画を話し合って決めています。グループボードは、野菜の収穫から道の駅で販売するまでのスケジュールをまとめるために役立ちました。
畑の耕し方、苗の植え方などは地域の方から学んでいるそうです。農園を通して地域との結びつきを強め、ともに地域を元気にする活動を続けています。
