青森・むつ市立近川中から感謝メッセージ
(2023/10/12)印刷する
青森県むつ市にある市立近川中学校（佐々木倫哉校長）から、感謝メッセージと寄贈した機材・機器類を使った写真が届きました。今年度ベルマーク財団が支援した対象校です。
同校へ贈られたのは、天板拡張くん、クリーナー、水書練習用紙、コグトレシリーズです。
「天板拡張くん」は、机の奥行きを拡張できるプレートです。タブレットを使った学習では、机上に教科書やノートなども置くと手狭になります。使用することで、机が広がるだけでなく、タブレットや教科書などの落下防止にもつながります。「生徒が快適に勉強できるよう希望しました」と佐々木校長。
コグトレは、「認知トレーニング（Cognitive・Training）」のことで、「覚える」「数える」「写す」「見つける」「想像する」力を伸ばすための、紙と鉛筆を使ってできるトレーニング方法です。認知する力（記憶、言語理解、注意、知覚、推論・判断）を育む学習に役立っているそうです。
むつ市があるのは、青森県北東部の下北半島。市としては本州最北端に位置しています。近川中の西側には陸奥湾が広がり、学校から海までは徒歩で約10分の距離です。
同校では、地域の学校同士の交流を深めています。幼稚園、小・中学校、養護学校の子ども達が集まり、これまでに海岸清掃や障害者スポーツ体験などを実施してきました。佐々木校長は「全校生徒16人の小規模校ですが、地域に根差した教育を推進していきます」と話しました。
