静岡・浜松市立水窪中から感謝メッセージ
(2023/09/19)印刷する
静岡県の浜松市立水窪中学校（加藤雅嗣校長）から、感謝のメッセージと写真が届きました。今年度のへき地校支援対象校で、ベルマーク財団がワンタッチテントを寄贈した学校です。
スタートラインに立つ子どもたちの後ろに、新品の真っ白なテントが写っています。運動会前日、本番に向けて準備が大詰めを迎えていたときに、大きな郵便物が届いて驚いたと話すのは事務職員の大石好孝さん。「使用する運動会の前日に届くとは、なんという幸運なことでしょうか」。９月でも厳しい暑さが続く中、テントは大いに活躍しました。
同校の生徒数は17人。運動会は隣の小学校と幼稚園を合わせた計３校での合同開催です。中学生に、小学生25人と園児３人を加えた45人に、保護者や地域の方も集まって、盛り上がりました。大石さんによると、プログラムの中でも、特に熱気を帯びたのは綱引きで、赤白それぞれの児童・生徒が先生チームと競ったそうです。
南北に長い浜松市の北部にある水窪町。愛知県や長野県と隣り合い、南アルプスの山々に囲まれています。町全体の96％を森林が占め、豊かな自然を生かした観光資源が多くあります。ハイキング、点在する紅葉スポット、アマゴ釣りやヤマメのつかみ取り大会、標高1000mを超える山住神社でのお祭りなどがあるなか、大石さんのおすすめは高根城跡。南北朝時代に築かれ、戦国時代まで使われた城で、大河ドラマの影響もあり、見学に訪れる人が増えているようです。
