伊勢市立厚生小学校が1,100万点
(2016/10/11)印刷する
児童とPTAが協力して仕分け作業
三重県伊勢市立厚生小学校(西村康彦校長、331人)が累計1100万点を達成しました。全国で15校目、三重県内では2校目です。
ベルマークの仕分けは児童とPTAが協力して進めています。
毎週水曜に児童がベルマークを専用封筒に入れて持参し、教室のベルマーク専用棚に入れます。ベルマーク委員会が全クラス分を回収し、給食で使う業務用の缶に協賛会社ごとに入れて準備します。給食のテトラパックも子どもたちが回収します。
ここからPTAにバトンタッチします。例年、1年生の保護者全員がベルマークを担当し、月1回活動しています。仕事をしている人も参加しやすいように、2カ月に1回参加すれば良いのですが、情報交換の場にもなっていて、毎月楽しみながら参加する人が多いそうです。
児童が会社別に分けてくれているので、縁に沿って切ったマークを10枚1列にテープで貼り枚数を計算して、最後にその日の作業分を二重チェックします。
PTA理事でベルマーク担当の濱田仁美さんは「なるべく作業量を少なくして負担を減らす事を心がけています。集めたベルマークがどのように役立てられているのかを、年5回発行のベルマーク便りを通じてお伝えするようにしています」と話しました。
病院や銀行、ベルマーク未参加の幼稚園にも回収箱を設置してもらい、そばには子どもたちのお礼のメッセージをポスターにして貼っています。側面に「インク・トナーカートリッジも点数になります」と明記したところ、回収量が増えたそうです。文化祭などの学校行事では、販売する飲食物をベルマーク付きのものにして、その場で切り取っています。
年度ごとの活動を目に見えるようにするため、毎年お買いものをしています。昨年度はスカットボールや家庭科室で使うザル、キーボードなどを購入しました。
厚生小学校は、伊勢神宮からほど近い緑に囲まれた場所にあります。濱田さんをはじめ、PTAも厚生小の卒業生が多く、「子どもの頃、学校の備品に〈ベルマーク預金で購入しました〉という手書きのシールが貼ってあった事を覚えています」という声が多く聞けました。学校イベントでは、販売する飲食物をベルマーク付きのものにして、その場で切り取って効率良く集めています。
このようにして貯めたベルマーク預金は、年度ごとの活動を目に見えるものにするため、毎年お買いものに使っています。昨年度はスカットボールや家庭科室で使うザル、キーボードなどを購入しました。