兵庫県尼崎市の武庫東小学校が800万点達成/「当たり前の ようにベルマーク」


(2015/11/20)印刷する

 兵庫県尼崎市の武庫東小学校(谷澤三千起校長、804人)のベルマーク集票点数が1966(昭和41)年の参加以来、50年目で800万点に達しました。県内で7番目の達成です。「みんなが当たり前のように続けてきた」と言い、無理せず根気よく進めてきた結果です。

 11月18日、年に6回あるマーク仕分けの日に同校を訪問しました。各クラスから1人ずつ選ばれた育友会(PTA)厚生部のベルマーク委員27人が淡々とマークを整理していきました。同校では先生から児童に収集袋が渡され、集まると各クラスまとめて委員に預けます。委員は自宅で協賛会社別に仕分けし、それを委員が集まった日に点数別に分けていきます。

創立50周年の記念誌で、育友会厚生部とベルマークの関わりが紹介されています

 牧野麻子育友会長は「収集を呼び掛けたり、地域のお店に頼んだりしたことはありません。学校ではベルマークは当たり前という雰囲気で自然と集まってきます」と話しました。「でも、昨年はちょっと集まりが悪かったかな」。とはいえ9万2196点。育友会のパワーには驚かされました。

 昨年はこれで業務用クリーナー2台を購入しました。一昨年、耐震化工事で校舎が新しくなり、廊下が木製のフローリングになりました。ところが、玄関などから校庭の砂がひっきりなしに入るようになったため、学校側が育友会に購入を希望したそうです。

 「昭和47年 ベルマーク阪神間トップ」「昭和50年 ベルマークで時計27個寄贈」。昨年、創立50周年に作られた記念誌の「学校のあゆみ」のページにはベルマーク運動の成果が並んでいます。厚生部を紹介するページには、2005(平成17)年から購入した備品の一覧やマーク集計の写真も載っています。谷澤校長は「育友会の根気良い作業のおかげで、児童が快適に学校生活を送れます。ベルマークは学校の運営になくてはならない存在です」と話しました。

厚生部のベルマーク委員のみなさん。右奥は谷澤三千起校長

ベルマーク商品

じゃがいも心地

ベルマーク検収

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