600万点達成・神戸市立本山第三小学校


(2015/01/28)印刷する

「働いているお母さんが多く」収集日は年に一度
40歳のお父さんも参加「達成感ある」

年賀状の印刷でたくさん集まったインクカートリッジ

 神戸市東灘区の市立本山第三小学校(三木茂彦校長、791人)のベルマーク集票点数が昨年、累計で600万点を超えました。1966(昭和41)年に運動に参加して以来、48年間のPTAの地道な努力の結果です。年に1度の収集日だった1月23日、同校を訪問しました。

 同校はJR神戸線の甲南山手駅から歩いて約10分、六甲山系と海に挟まれた住宅街にあります。この日は学校のPTA室にPTA施設部の24人が集まり、1年間、各自が事前に仕分けしたマークを協賛会社や点数ごとに分け、袋に詰めていきました。

お父さん(右)も手伝ったテトラパックの箱詰め

 同校では、児童全員に名前を書いた手製のベルマーク袋を配っています。月に一度、集まったマークを会社ごとに分け、施設部のメンバーが自宅に持ち帰って仕分けしています。メンバーには担当の会社が振り分けられています。集票の多い企業は2、3人で手分けし、反対に少ない所は一人で2、3社を受け持っています。施設部副部長の永田幸子さんは「働いているお母さんが多いので、集まる時間はできるだけ少なくしています」と言います。

 今年度は、1年生と3年生の子どもを持つ40歳のお父さんも毎回、参加しています。「家庭で学校行事は私の分担と決めています」と言います。ベルマーク運動とは初めて関わるそうです。この日の作業ではテトラパックを段ボール箱に詰める作業に取り組んでいました。1箱に10キロ以上のパックを詰めなければならないので、力のいる作業です。「マークを集めると達成感があります。ちょっとした手間で子どもたちのためになります。ほかのお父さん方にもぜひ参加してほしい」と話しました。

600万点の大台を達成した本山第三小学校のPTA施設部

 同校では毎年約15万点を集め、一輪車や竹馬を購入しています。スポーツが盛んで、2013年9月にはベルマーク教育応援隊「ミズノ・スポーツ教室」の「走り方教室」に応募し、授業を受けました。施設部長の井上有佳さんは「ベルマーク集めは先輩のPTAの努力で40年以上も続いています。これからもあまり無理しないで長く続けたいです」と話しました。

ベルマーク商品

白鶴 サケパック まる

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/19までの受付分を作業中