400万点達成校・千葉県銚子市立清水小学校


(2014/10/07)印刷する

大台達成は、保護者と地域の大きな協力

 千葉県銚子市の市立清水小学校(宮内教夫校長)のベルマーク累計が400万点の大台に乗りました。1941(昭和16)年には、3766人もの児童が在籍していたと学校の記録に残っていますが、現在は211人です。それでも参加団体数の多い千葉県(1110団体)にあって66番目の達成ですから、保護者の方々の意識の高さと努力がうかがえます。

バザーの準備をするPTA各部のみなさん

 ベルマーク運動を担っているのはPTA福祉厚生部(和泉文枝部長)です。1学年から6学年までの8クラスから1人ずつ選ばれた8人と、部長を合わせた9人で活動をしています。

 毎月、担任から児童へ回収用の封筒を渡します。回収日は毎月10日前後。集まったベルマークは、児童から担任、担任から教頭、そして教頭から和泉部長へと渡ります。和泉部長はそれを均等に分け、福祉厚生部員を保護者に持つ児童に渡します。部員たちは、自宅で子どもたちといっしょに楽しく仕分け・整理をしているそうです。

 仕分けの終わったマークは、年に2回の集計日に学校に持ち寄り、点数計算をします。送票も年に2回。部長が送付状に点数を記入して送っています。

 学校での回収の他に、二つの郵便局にも回収箱を置いています。長年置いてあるので、特に告知をしなくてもたくさん集まります。夏のパトロールのときに回収しています。

 清水小は、1965年からベルマーク運動に参加し、今年で50年目です。400万点の大台達成について和泉部長は「代々の方が一生懸命取り組んでくれたおかけです」と話します。「学校でベルマークを集めていることを知った人たちが、マークの付いた商品を買うようになっています。また、近所の人に声をかけてくれたり、商店の方が三ツ矢サイダーの王冠を集めてくれたりしています」と、多くのマークが集まった要因は保護者と地域の大きな協力にありそうです。

 同小はこれまでにベルマーク預金を使い、一輪車や黒板ふきクリーナー、えんぴつ削りを購入しました。

 10月25日にはPTAのバザーがあります。取材に訪れた日は土曜日にもかかわらず20人近くの保護者が学校に集まってその準備に追われていました。

400万点達成の感謝状を持つ和泉部長。前列が福祉厚生部のみなさん

 同小は銚子半島の高台にあり、校舎の北側からは利根川や鹿島灘が一望できます。冬の空気が澄みきった日には筑波山を仰ぐこともできるそうです。この風光明媚な地で子どもたちは、保護者や教師、地元の人々の愛情に包まれて学校生活を送っています。

ベルマーク商品

エンリッチ塩Caプラス350g

ベルマーク検収

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