400万点達成 神奈川県横須賀市立馬堀(まぼり)小学校
(2014/09/24)印刷する
運動紹介DVDを上映「すばらしい活動をみんなに知ってもらいたい」
神奈川県横須賀市の市立馬堀小学校(山本清仁校長、260人)のベルマーク累計が400万点を超えました。
学年厚生委員会(佐藤じゅん子委員長、13人)と、登録ボランティア(約60人)で担っているベルマーク活動ですが、9月は運動紹介DVDの上映会から始まりました。
今年度のベルマーク運動説明会に参加し、運動紹介DVDに感動した佐藤委員長が、「ベルマーク運動はこんなにすばらしい活動だったのか。これはみんなにも知ってもらいたい」ということで、財団からDVDを借りて上映会を開くことになりました。今回参加したのは、学年厚生委員の他に12人のボランティアのみなさんです。それぞれ仕分け作業をしながら、また、手を休めながら画面を見ていました。見終わった後、「運動のしくみがよくわかりました」「ベルマークは、へき地学校とか東北の被災地にも役にたっているのですね」と口々に感想を述べていました。
同小のベルマーク活動は、各家庭で集めたマークを毎月15日に回収袋に入れて子どもたちに持ってきてもらいます。回収袋は各家庭で1枚です。兄弟で通っている家庭では、今年はお姉ちゃん、来年はボクというように、それぞれ担当を決めてもらっています。
委員とボランティアが仕分け作業をするのは2カ月に一度です。今年度は5回集まりがあります。机の上に、協賛会社の番号と名前の入ったシートを置いて、そこでマークを分けていきます。マークがたくさん集まるキユーピーやフジッコ、味の素は枠が大きく取られています。キユーピーはマークが大きいので、特に大きな枠になっています。とても工夫されています。
会社ごとに仕分けが終わると、一旦プラスチック製のカップに入れます。それをチャック付きのビニール袋に移します。この袋は、児童を通して集計ボランティアに渡り、各家庭で計算をしてもらっています。
同小では、給食でテトラパック製紙容器を使っているので、効率よく集まるそうです。「開いて・洗って・乾かして」は、子どもたちが協力しています。
また、毎回多くのインクカートリッジが集まり、作業しきれないものが倉庫に眠っているそうです。
財団へのマーク送票は年に2~3回。テトラパックやカートリッジは証明書が届いたらすぐに送っています。
学区内の町内会や自治会へは一覧表を配り、回覧で協力を求めています。近隣店舗へは、ポスターを配布して呼びかけています。ベルマーク回収箱やカートリッジの回収箱は、近隣の店舗だけではなく、信用金庫や郵便局へも設置しています。
400万点達成にあたり佐藤委員長は、「児童数が少ない中、大きな点数が集まったのは、保護者はもちろん、町内会や学区内の店舗の協力があったからです。きちんと報告していきたいです」と話しました。
これまでにベルマーク預金で冷水器や一輪車を購入しました。今年は、一輪車を収納する台を買いました。
横須賀市は、海あり山ありの自然豊かなところです。子どもたちは近くの自然教育園に行ったり、全校遠足で観音崎に行ったりしています。