1000万点・神戸市東灘区の魚崎小学校


(2014/06/25)印刷する

引き継ぎ着実、県内2番目の大台達成

1000万点達成で財団から贈られた感謝状を持つ本田義雄PTA会長とベルマーク委員会役員

 神戸市東灘区の市立魚崎小学校(村松幹也校長、1402人)はベルマーク累計点数が1000万点に達しました。1968年に運動に参加して以来、2008年に900万点を達成、それから6年間で、兵庫県内で2校目の大台となりました。

 毎年度、6学年40クラスの各クラスから4人ずつ160人のPTA常置委員が選ばれ、五つの委員会に分かれます。今年度のベルマーク委員は43人。6月24日に初めて全員が学校に集まり、マークの整理作業に取り組みました。竹田奈穂委員長が「ベルマーク番号と点数を確認しながら10枚ずつテープで貼って収納袋に入れてください」と作業を説明。委員は児童が集めたマークをいったん自宅に持ち帰り、きれいに端を切った後、再び学校に持ち寄っており、この日の作業に取り組みました。

収集作業に取り組むベルマーク委員会のPTA

 同校では作業方法や工程、年間の計画などを書いた書類が歴代のベルマーク委員によって綿々と引き継がれているためスムーズに作業が進んでいきます。

 毎月1日が児童によるベルマーク収集日で、PTAの委員会は6月から次の年の2月まで月に3回、学校に集まり集計します。また元PTAの人たちの寄贈や、地域のスーパーなどの協力も多く、年間20万点の収集が目標です。こうして集まったベルマークで昨年度はスリッパや折り畳み式机、一昨年度は洗濯機や乾燥機を購入しました。竹田委員長は「委員さんが小さな子どもを連れてきても、手の空いたPTAがあやしてくれるなど和気あいあいと作業をしています」。

校内のピロティ―に置かれたインクカートリッジとテトラパックの回収箱

 東灘区は神戸市の東端にあり、文豪、谷崎潤一郎の旧居や多くの美術館がある住宅地。海上には人工島の都市、六甲アイランドもあります。1995年の阪神淡路大震災で大きな被害を受けましたが、交通の便の良さから多くの人が移り住み人口が急増しています。

ベルマークで購入した洗濯機

 ベルマーク運動も盛んです。区のPTA連合会の会合でも「うちはこれだけ集めた」と話題になるそうです。魚崎小学校の本田義雄PTA会長は「学校同士が良い意味で競い合ってベルマークを集め、子どもの教育環境を充実していきたい」と話しています。

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