ナックが財団にマーク寄贈、16年連続


(2024/08/27)印刷する

 宅配水や、掃除用品のレンタルなどの事業を展開する株式会社ナック(本社・東京都新宿区)が7月22日、社内で集めたマークを財団に寄贈してくれました。ベルマークの収集を始めた2009年以来、毎年寄贈を続けており、今回で16年連続の取り組みになりました。

 「暮らしのお役立ち企業」をコンセプトに掲げ、生活に密着したさまざまな商品やサービスを提供している同社。事業だけでなく、より広く社会に貢献することを目指して、ベルマーク収集などのCSR活動にも熱心に取り組んでいます。同社にはグループ会社を含めると全国に約150もの拠点がありますが、本社と各拠点が連携してスムーズにベルマークを集めることができています。その橋渡し役を担っているのが「CSR推進委員会」のメンバー14人です。

CSR推進委員会のみなさん。前列右から、ナックの川上専務執行役員、ベルマーク財団の福島常務理事、CSR委員長の平塚さん

 メンバーは、グループ各社から1人ずつ選出された20~30代の若手従業員が中心となっています。社全体のCSR活動に対する意識の向上を目指して、月に1回ミーティングをしています。

 委員長を務める平塚さんは、「もともとはナック本社だけのCSR活動でしたが、組織の拡大とともにグループ全体にも取り組みが広がってきました」とこれまでの経緯を教えてくれました。

 また、委員会を取りまとめている専務執行役員の川上さんは、「弊社は、『CSR(企業の社会的責任)』という言葉が世間に広まってくる前から、活動を進めてきました。委員会では、ナックグループ全体で実施するCSRの活動方針を決め、それぞれの事業部やグループ会社に持ち帰って実践してもらうことを大切にしています」と活動のねらいについて話してくれました。

 たくさんのベルマークを集めるためには、活動を周知し、社内に浸透させることが大切だと考え、3か月に1回発行するCSR通信での呼びかけには特に力を注いでいます。多くの人に興味をもって読んでもらえるよう、回収手順だけでなく、集まったベルマークがどのように使われているかといった情報も盛り込んで、説得力をもたせています。

 昨年12月に発行されたCSR通信の中にあったのは「ベルマークについて気にかけてもらえるだけでも社会貢献の一歩」という一言。この言葉からも、一人でも多くの従業員に協力してもらいたいというメンバーの心意気が伝わってきますね。

第53期CSR通信12月号より

 ナックグループではベルマーク収集以外にも、使用済み切手の回収や災害義援金の募集、地域清掃などもしているほか、夏には二次利用水を使った打ち水、冬には使用済みカイロの回収といった季節に合わせた社会貢献活動も実施しています。

打ち水
使用済みカイロの回収

ベルマーク商品

保証付き中古トランクリッド

ベルマーク検収

今週の作業日:1/14~1/17
10/22までの受付分を作業中