岡山県玉野市の小学生ボランティア「ちょボラ隊」がベルマークを寄贈


(2023/05/12)印刷する

 岡山県玉野市の玉野市立児童館からベルマーク財団に寄贈マークが届きました。

 今回寄贈に携わったのは、児童館を利用する小学生のボランティアグループ「ちょボラ隊」の1年から6年生までの11人。ベルマークは1年間を通して集めました。

児童館は市内全域の子どもたちが利用している

 収集には、ポスターを作成して来館者に呼びかけました。社会福祉協議会などにも回収箱を設置し、協力を依頼したといいます。集めたベルマークは年3回、土日の「ちょボラ隊」の活動日と、自宅に持ち帰り、保護者の協力も得ながら仕分け・集計をしました。

『ちょボラ隊』の名前の由来は、「ちょこっとボランティア」
メンバーの子どもたちは様々な小学校から参加

 活動を通して子どもたちは、「いろいろな物にマークがついていることが分かった」、保護者や児童館の職員からは「親子で一緒に取り組める良い活動だと思った」という感想があったそうです。

 「ちょボラ隊」の活動は今年で19年目。これまでに、使用済切手の回収運動、高齢者施設でのハンドベル演奏、児童館周辺の落ち葉はきなど様々な活動をしてきました。ボランティアの内容は、児童館の職員と子どもたちが「ちょボラ会議」で話し合って決めています。コロナ禍で活動自体が難しい時期もあり、「子どもたちが個々に、また家庭でも出来るボランティア活動がないか検討し、ベルマーク収集に決めました」と、荒木早百合さんは話します。

 寄贈マークと一緒に手紙と「頑張って集めました。ぜひ役立ててください」と子どもたちからの手書きのメッセージも添えられていました。

子どもたちからのメッセージ

 岡山県玉野市は、岡山県南部に位置し、瀬戸内海の島々への定期航路やクルーズ客船の寄港がある町です。造船業の企業城下町として発展し、現在も多くの造船関連企業があります。3年に1度開催される、瀬戸内国際芸術祭で制作されたアート作品などが、宇野港周辺に飾られたアートの町でもあります。市立児童館は、図書、おもちゃスペースのほか、小物づくりや将棋などのクラブ活動も活発です。

ベルマーク商品

ミートボール

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
1/30までの受付分を作業中