「困っている人を助けたい」/5才が仕分けボランティアにチャレンジ


(2022/10/26)印刷する

 「5才の息子なのですが、仕分けボランティアに参加できますか?」

 財団ホームページのボランティア募集記事を読んだという女性から、今年6月に問い合わせがありました。幼稚園年長の男の子が、興味を持っているというのです。仕分けボランティアは、財団に寄贈されたマークを会社・点数別に仕分けて集計する活動で、年齢を問わず参加できます。とはいうものの、5才は過去最年少です。どのような理由があって申し込んでくれたのか、オンラインでお話を聞きました。

オンラインで春木蕗生人くんにインタビュー

 参加を希望したのは、幼稚園に通う春木蕗生人(はるき・ふうと)くん。お母さんによると、自分の身の回りのことをほとんど一人で出来るようになった蕗生人くんは、最近おうちのお手伝いを積極的にしてくれるそうです。

 同時にだんだんと芽生えてきたのが、「人の役に立ちたい」という思いです。「どうしたら病気の人を助けてあげられるのかな」「あの人困っているんじゃないかな」と他人を思いやる気持ちが強くなってきました。

 お母さんはその思いの実現をサポートしたいと、5才でも主体的に参加できるボランティアをインターネットで検索しました。なかなか見つからなかったそうですが、根気強く探し続け、たどり着いたのがベルマークの仕分けボランティアでした。

仕切りのある入れ物を使って仕分け(お母さん提供)

 仕分けを始める前、お母さんは「みんなが一生懸命集めた大切なもの。お金と一緒で、たくさん集めるとボールになったり、ピアノになったりするんだよ」と蕗生人くんに伝えました。マーク一枚一枚の重みを理解したうえで、お母さん、お父さんと協力して取り組みました。作業はスイスイと滞りなく進んだそうで、特に役立ったのは、蕗生人くんの視力の良さ。お父さんが小さな文字を読みづらいときには、教えてあげるほどでした。後日、財団に4089.6点分のベルマークが戻ってきました。今後もボランティアを続けたいという嬉しい一言もありました。

 翌月、2回目のボランティアを依頼しました。1回目よりもたくさんの枚数をお願いしましたが、集中力も作業スピードも上がり、たった2日で仕分けを終えました。合計点数は11660.2点と、1回目の3倍近くを整理しました。


慣れた手つきでマークを仕分ける蕗生人くん

 実は「マーク」が大好きな蕗生人くん。幼稚園でマークや記号の授業を受けたことをきっかけに興味を持つようになり、ベルマークをはじめて見たときは「かわいいな」と思ったそうです。2回目の仕分けボランティアでは、作業をしながらさまざまな色やデザインを見るのも楽しかったといいます。お気に入りは湖池屋(ベルマーク番号77)の「カラムーチョ」のマーク。協賛会社の番号も覚えたそうで、好きなベルマーク付き商品は「04番(日本水産)の『大きな大きな焼きおにぎり』!」と元気よく教えてくれました。

 「人の役に立ちたい」という思いやりの気持ちから始めたボランティア活動ですが、お母さんによると「家族3人で楽しい時間を過ごすきっかけにもなった」とのこと。幼稚園に通ったり、習い事をしたりと忙しい毎日を送る中、お母さん、お父さんと落ち着いて会話をする時間にもなったようです。

 ボランティア活動の入り口となることが出来るのがベルマーク仕分け。5才の蕗生人くんの思いがベルマークを通じて実現できたことを大変嬉しく思いました。

マークを好きになったきっかけは、幼稚園で受けた授業。調べた内容の発表もしたそう

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今週の作業日:11/28~12/2
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