キューアンドエーが今年もマーク収集・仕分け/5年連続


(2022/10/05)印刷する

 ICTテクニカルサポート事業を展開するキューアンドエー株式会社(川田哲男社長、本社・東京都渋谷区)が、グループ会社と協力して集めたベルマークを仕分け・集計し、財団に寄贈しました。2017年に会社創立20周年の記念イベントとして初めてベルマーク活動をして以来、毎年取り組み続け、今回で5年目となりました。

 財団に寄贈されたのは、昨年8月から今年7月までの1年間に集めたベルマーク3500点。グループ会社の拠点は全国に14カ所あります。従業員数はグループ会社全体で約3000人にもなります。

 収集は、本社から呼びかけるだけではなく、各拠点の総務担当者を「ベルマーク大使」に任命して協力を依頼。大使は、休憩室や執務室、自動販売機の横など、ベルマークが切り取りやすい場所に回収箱を設置する役割を担いました。従業員の目を引こうと、小さな電飾でライトアップされている回収箱もあったそうです。


 加えて、広報部は収集の意識を高める工夫もしました。社内イントラネットや社内報、ポスターでお知らせしたり、部から全社に送信するメールのフッターでベルマーク付き商品を紹介したりと、一人でも多くの社員の目に留まるように取り組みました。親会社のNECネッツエスアイも、収集に協力してくれました。

 呼びかけをきっかけに「これまでは意識していなかったけれど、気にしてみます」といった声や、「会社の自動販売機にベルマーク付き商品があるのを見つけました」といった声が届いたそうです。

回収箱にはさみをつなぎ、気軽に協力できるようにしている

 集まったマークを整理したのは、本社人事本部内のハピネス推進室のメンバーです。2020年4月に設置されたチームで、「従業員のこころとからだの健康推進」や「社員が元気の基盤を整え、仕事への活力やしあわせが芽生える土台づくり」を目指し、現在5人が所属しています。

 メンバーの一人が、今年度からベルマークの担当になった佐藤愛さん。佐藤さんによると、仕分けを始めてすぐは、目と手が慣れるまでペースがつかめなかったものの、次第にどの協賛会社が何番かが頭に入ってくると、スピードが上がってきたといいます。5人で2日間にわたって取り組み、計5時間で仕分け・集計を終えました。メンバーからは「小さなマークを綺麗に切り取って、協力していただけることが本当にありがたい」「ベルマークが付いているからこの商品を選んだのかな、と想像が膨らみました」と反応がありました。

 佐藤さんは今回の活動を「各事業拠点の『ベルマーク大使』の皆さんの協力があってこそ、成り立つ活動。本当に感謝しています」と振り返ります。

 今後の目標は「身近なところから始められる社会貢献活動としての意識付けをコツコツ継続すること」。5年目を迎えた活動ですが、「新しい担当としてまた1年目の気持ちを持ち、より一層意識を高めていきたい」と話してくれました。

 キューアンドエーはベルマーク活動以外にも、自社の持つスキルを活用した社会貢献活動を展開しています。

 就職・進学を目指す高校生向けに、同社の専任トレーナーが授業をする「ビジネスマナー・キャリアステップ研修」は雇用の創出をサポートします。今年2月に開設した「南三陸サテライトオペレーションセンター」は地方部にセンターを設置することで、次世代の雇用や地域の活性化につなげるねらいもあります。さらに、ITスキルを生かした「サイバーパトロール隊」は今年、7年連続で「宮城県警察サイバーパトロール・モニター」を受嘱しました。

 同社のCSR活動を紹介するページには、ベルマーク活動についても掲載されています。

マスコット「Q助(きゅーすけ)」と一緒に

・CSR活動|キューアンドエー株式会社

 https://www.qac.jp/about/csr/index.html

・SDGsの取り組み|キューアンドエー株式会社

 https://www.qac.jp/about/sdgs/index.html

ベルマーク商品

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