“大人のベルマーク運動”富士見市社協が地元校に3700点を寄付
(2022/01/13)印刷する
埼玉県富士見市の市社会福祉協議会(社協)が「大人のベルマーク運動」を展開し、集まったベルマーク3767点を地元の幼稚園や小中学校に寄贈しました。
協賛会社キリンビバレッジ(ベルマーク番号54)のグループ会社で自販機ビジネスを担当している東京キリンビバレッジサービスが協力。キリンビバレッジ商品のベルマークを5点集め、社協に持参するかハガキに貼って郵送すると、抽選で同社の飲料が当たるというキャンペーンとして、昨年7月から10月の間に実施されました。ベルマーク運動に参加している学校を応援するのが目的で、キリンビバレッジ以外のベルマークも受け付けました。チラシやHPで告知しましたが、中には市外の方から寄せられたベルマークもあったそうです。
集まったベルマークは全部で2000枚近く。社協職員とボランティアの手で仕分け・集計され、財団に送られてきました。ありがとうございました。マークは指定の市内11校のベルマーク預金に均等配分して加算しました。
同社協の鈴山将史さんによると「コロナ禍が続く中、地域の高齢者がベルマークを集めているものの、持って行く先がなくて自宅で眠らせている」という話を聞いたことが、運動を始める動機になったそうです。10月で運動が終わった後も、社協には引き続きベルマークが届いているとのこと。「反響が思ったより大きく、社協がベルマークを集めていることが周知されたよう。来年度もまた運動を展開できたら」と鈴山さんは話してくれました。