ユニー・UDリテールがマーク約47万点を寄贈/9年連続で東日本大震災被災校支援


(2020/06/18)印刷する

 流通大手のユニー(本社・愛知県稲沢市)は、「ベルマークを集めて東北の子どもたちを応援しよう」をスローガンに集めたベルマーク約47万点を6月11日、ベルマーク財団に寄贈しました。東日本大震災の被災校支援として9年連続の取り組みで、これまでに寄贈したマークは累計800万点超になります。

集まったマークと一緒に。前列右がPPIHの花井彩由実さん、同左がベルマーク財団の高木文哉常務理事

 マークは今年3月の1カ月間、同社のスーパー「アピタ」「ピアゴ」147店舗と、UDリテール(本社・横浜市)が運営する「MEGAドン・キホーテUNY」30店舗で、サービスカウンターに回収箱を置いて集めました。各店舗にポスターを掲示したほか、愛知、三重、岐阜3県のアピタ、ピアゴでは新聞折り込みチラシでも収集を呼びかけました。ユニー本社や各地区事務所の従業員も参加し、コロナ禍の中、非常に多くのマークが寄せられました。協賛会社のキリンビバレッジ(ベルマーク番号54)が回収箱を提供するなど協力しました。

 ユニーとUDリテールは、ともにパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、本社・東京都目黒区)のグループ会社です。11日はPPIHコーポレートコミュニケーション本部ESG推進室ゼネラルマネジャーの花井彩由実さんら関係者5人と、協力したキリンビバレッジ中部圏流通支社から3人、東京のキリンビバレッジ本社から2人、計10人が財団事務所を訪れ、贈呈式が開かれました。集めたマークは大きなアクリルケースいっぱいの形で披露されました。

高木常務理事からPPIHの花井さんに感謝状が手渡された

 PPIHの花井さんによれば、収集期間外にもマークを店に持参してくれる人や、このために引き出しにマークを貯めている従業員もいるなど、毎年実施してきたこの取り組みが定着してきたと実感しているそうです。「マークを切らずにいられない方も一定数います。どこに持っていけばいいのか分からない時、店頭に回収箱があると、ここに持って来ればいいんだな、となるようですね」。財団の高木文哉常務理事は「新型コロナウイルスの感染拡大で大変な3月に、47万点ものマークを集めていただき感謝しております。東北の子どもたちの支援のために使わせていただきます」とあいさつし、花井さんに感謝状を手渡しました。

 ユニーの小柳智秀・営業統括本部営業企画部マネジャーは「来年は10回目の節目としてさらに広く認知してもらえるようにしていきたいと思います」とコメント。また、キリンビバレッジの黒木崇弘中部圏流通支社長は「地域社会に貢献するため、こうした活動を大事に、しっかり盛り上げていきたいと思います」と話しました。

ベルマーク商品

湖池屋プライドポテト

ベルマーク検収

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