J2ヴァンフォーレ甲府の今季最終戦でベルマーク回収


(2018/11/19)印刷する

 山梨県甲府市小瀬の山梨中銀スタジアムで11月17日に行われたヴァンフォーレ甲府のサッカーJ2リーグ最終戦。試合前のスタジアムの外周は地元名物の屋台などが出てお祭りのようににぎやかでしたが、その中で恒例のベルマーク回収イベントが実施されました。

ボールが当たったよ
うれしそうな向山蒼真くん

先着プレゼントは早々終了

 ヴァンフォーレ甲府と、ユニホーム胸のロゴでおなじみのスポンサーはくばく、社をあげてベルマーク運動に取り組む協賛会社あいおいニッセイ同和損保(ベルマーク番号92)の山梨支店、そして同損保の地元代理店さいとうエージェンシーの4者が協力して2013年から毎年1回実施しています。マークを5点以上持参すると抽選ではくばく商品やサッカーグッズが当たります。6年目となる催しなので知名度も高く、ブースが開いた午前10時半には50メートル近い列ができました。

 50点以上持参した方用に、先着50人分までプレゼントを用意していましたが、あっという間に終了。あとはひたすら幸運を願っての抽選が続きます。当たりが出るとカランコロ~ンと鐘が鳴らされ、雰囲気を盛り上げます。

一家で記念撮影
ウエアを着た宮澤璃子さんとマフラーをした遙人くん

 選手たちのサインが入ったボールを当てたのは幼稚園年長組の向山蒼真くん(6歳)。喜びのあまり、ボールを大事そうに抱えてぴょんぴょんしています。「うれしい。ボールはおうちにかざっておく。けるボールはあと2個あるから」。お母さんの由起子さんは「この日のために1年間ベルマークをためてきたかいがありました」と話してくれました。

横浜FCのシャツが当たった!
マークをいっぱい持ってきてくれたご家族
ついに抽選も終了

 この日が8歳の誕生日だという2年生の宮澤璃子さんには、選手が着る「地域交流ウエア」が当たり、「誕生日プレゼントだね」と大騒ぎに。大人用なのでとっても大きいですが、袖を通して「うれしいです」。でも、今後どうやって使うか聞くと「わかんない」。幼稚園年長組に通う弟の遙人くん(5歳)も甲府のタオルマフラーを当て、きょうだい仲良く記念写真に収まってくれました。

 毎回ブースの運営にあたっているさいとうエージェンシーの齋藤寿人社長は抽選で景品を当てた方の記念写真撮影で大忙し。「会場に来られないからと、わざわざマークを送ってきて下さる方もいる。ありがたいです」。集まったマークは娘さんの結花さんが一人で仕分け集計します。「テレビでも見ながらゆっくり集計します」と結花さん。マークは最終的には財団に届けられ、東日本大震災の被災校などのために使われます。

隣のはくばくブースでは新商品を販売

 齋藤さんの息子の健一さんによると、この日の参加者は300~400人ほどで、甲府がJ1にいた昨年よりは少ないとのこと。「でも、この日のためにマークを集めているサポーターの方もいます。続けていくことで、みんな覚えてくれるようになってきました」と言います。〝最後尾〟という札を持って行列の整理をしていたあいおいニッセイ同和損保山梨支店の中込毅さんは「こうして列ができるのも、この活動が浸透してきたということで、すばらしいです」と話してくれました。

 甲府はこの日横浜FCと対戦。約1万人が熱い声援を送りました。横浜には伝説の「キング・カズ」こと三浦知良選手がいます。地元チーム応援の傍ら、横浜の選手バスやベンチ裏付近には、カズを見ようとする人だかりができていました。試合は残念ながら0-1で甲府が敗れ、9位で今季のJ2リーグを終えました。来年こそはJ1再昇格を期待したいものです。

ユニホームにサングラスでパトカーに乗ったすてきなワンちゃん。グラサンをとると、あらかわいい。まめ太くん7歳です。
マスコットのヴァンくん、フォーレちゃんと記念撮影
いよいよ試合開始
甲府サポーター席には「風林火山」
横浜サポも頑張る
前半、ベンチ脇でウォームアップする三浦知良選手
屋台も軒を連ねました

ベルマーク商品

防犯アラーム SL018

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
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