キューアンドエー株式会社がベルマーク1万点を寄贈


(2018/09/11)印刷する

豪雨の被害を受けた広島の特別支援学校へ

 コールセンターやICT(情報通信技術)サービス事業運営、人材派遣事業を展開しているキューアンドエー株式会社(川田哲男社長、本社・東京都渋谷区)が、集めたマーク約1万点を広島県立広島南特別支援学校に寄贈しました。

 同社は創立20周年の記念事業として、昨年2月から全国の事業拠点とグループ会社の社員3000人にベルマーク収集を呼びかけてきました。

 

キューアンドエー株式会社の皆さん

 


 

全国の支店から集められたマークの一部

 社員の皆さんが初めてベルマークを整理する日に、笹塚にある本社を訪れました。

 まずは全国の支店から集められた紙袋いっぱいのマークを開封していきます。「同じ会社でもマークが何種類もあるんですね」「デザインが違っても、点数が一緒なら分けなくて良いんですか?」「きれいに切り直した方が良いでしょうか」皆さん熱心に質問しながら、手際よく作業を進めます。はじめての作業にも関わらず、番号ごとに用意した紙コップは一時間でいっぱいになりました。

 広報担当の大野香穂里さんは、「種類が多くて難しいイメージがありましたが、思っていたより早く仕分けできて、わずかな量でも高い点数になるのだと驚きました。部署間のコミュニケーションにも繋がりそうで、これからも積極的に続けたい」と話してくれました。

 

会社名と番号が書かれた紙コップで効率よく仕分け
まずは会社別に分けていきます

 今回一番多く集まったのはファミリーマートのおむすび、2位はキリンビバレッジの生茶のマークでした。来客用のお茶をすべて生茶に切り替えたり、社内の自動販売機の隣にハサミと回収箱をセットで置いた結果、回収率がかなり上がったといいます。川田社長もペットボトルのラベルを自らはがして必ず集めているそうです。

 また、楽しみながら集められるように、回収箱に社員の顔写真や社のキャラクターQ助(きゅーすけ)の画像を貼り付けるなど工夫しました。

生茶マークがたくさん

 ベルマーク運動を担当している副社長・常務秘書の山田有子さんによると、ファミリーマートのおむすびを毎日食べてコツコツ集めてくれた人、保険証券など目につきにくいマークをわざわざ探して送ってくれた人もいたそうです。「豪雨災害に見舞われた広島の事業拠点からもベルマークを通じて役に立ちたいという声があがりました。寄贈先の広島南特別支援学校の近隣にはオペレーションセンターもあり、地域に密着した貢献をしたいとの考えからこの地を選びました」と説明します。

 ベルマーク運動を取りまとめるリレーション・ブランディング戦略本部の部長で執行役員の安達あけるさんは、「誰でも気軽に取り組めるのがベルマークの良いところ。社内でベルマーク大使を任命したり、イントラネットや社内報を通じて呼びかけた結果、良いきっかけになったという意見が多数ありました。今後も活動を継続して全国の子どもたちの役に立ちたい」と思いを込めました。

ベルマーク商品

有機栽培バナナ

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/16までの受付分を作業中