横浜市のマンション住民が5万点を寄贈


(2016/09/05)印刷する

 横浜市金沢区にあるマンション「パークシティ金沢八景」に住む岩崎光治さん(66)が5日、ベルマーク財団を訪れ、「住民たちで集めました。東北の被災校の支援に役立ててください」とベルマーク2万2029.6点、インクカートリッジ1700点、テトラパック2万6400点を寄贈しました。

 マンションは6棟に約750世帯が暮らしています。管理組合・自治会の広報紙のレイアウト担当を27年間しているそうです。

 「マンションは、築30年がたち、学校に通う子どもがいないから、ベルマークは捨てるだけだった」と言います。被災した学校の校長先生の講演を聞いたのをきっかけに、「これは、いける」と思いたち、テトラパック、インクカートリッジに参加登録して、管理センターに収集箱を置いて、3年前から入居者たちに協力を呼びかけているそうです。マンション住人による収集・仕分けボランティアという、全国的にも珍しい取り組みになっています。2014年1月に続いて、これが2回目の寄贈です。10人くらいが協力して、3日間かけて仕分け、収集してくれました。

 自らも宮城県に2回、福島県に1回、ボランティア活動に出向いたという岩崎さんは、「震災から5年たったが、まだまだ復興には時間がかかると思う」と話しました。

ベルマーク商品

木工用速乾

ベルマーク検収

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