ベルマーク便りコンクール特別賞・京都市立みつば幼稚園


(2025/03/18)印刷する

 「小さい規模の学校でも活動できることが広まったらいいな」

 ベルマーク便りコンクールで特別賞を受賞した京都市立みつば幼稚園(村上ちひろ園長)は2023年7月に参加登録をしました。活動を始めた当初から、PTAベルマーク担当として活動を取りまとめているのが数村瞳さん。園児は89人と、小学校と比べると少ない人数で活動を進めている数村さんが話してくれたのがこの言葉でした。

数村さん(左)と村上園長

 参加登録をしたきっかけは、保護者同士の「幼稚園のために何か買いたい。お金を集めたいね」という会話でした。その手段を考えていたときに思いついたのがベルマーク。数村さんが通っていた小学校はベルマーク活動をしていて、自身も集めた記憶があり、卒業後も何気なくマークを切り取って集めることが習慣になっていました。

 とはいっても、当時ベルマークについて知っていたのは「お菓子などについているマークを集めたら何かになるらしい」ということだけでした。活動を始めるにあたり、ベルマーク手帳や財団ホームページを読み進めていくにつれ感じたのは「知らないことばかりだな」。新しい気付きを含めながら、活動の認知度を上げていこうと作成を始めたのが「ベルマーク運動推進だより」です。

2023年10月発行
2023年12月発行
2024年9月発行

 お便りの発行は「伝えたいことがあって、お便りをつくる時間があるとき」。発行回数や時期は固定していません。活動を始めるお知らせをした第1号、運動のしくみや目的を紹介した第2号、ペットボトルを活用した回収BOX制作の報告をした第3号、集計をしてみての感想を載せた第4号……。順を追って読むと、活動が発展していることが伝わってきます。読みやすいフォント選びや、文字の大きさにもこだわりがあります。お便りは印刷して配布するのではなく、園のアプリを通してPDF形式で配信することから「このカラーがとても生きるんです」と村上園長も太鼓判を押しています。

オリジナルの「ベルマークかいしゅうボックス」
ボックスには飲み終わったペットボトルを活用

 お便りを通して、ベルマーク運動を始めたことは徐々に広まっていきました。特に夏休み前の呼びかけの効果は大きく、ベルマーク集めの習慣があったおじいちゃんおばあちゃんから多くのマークが寄せられました。また、昨年度は一人で集計に取り組んだ数村さんでしたが、今年度はボランティア募集も試み、10人ほどの協力を得ることができたそうです。活動は2時間ほどを設け、自由に出入りできるようにしました。「新型コロナの影響で保護者同士のおしゃべりの機会がないと感じていたこともあり、楽しい時間でした」と振り返ります。

 このように貯めたベルマーク預金を使って、今月には初めてのお買いものをすることができました。やわらかなスプリングボール4個です。「年少の小さな子どもも安全に楽しく遊べるように」との思いが込められています。

 活動を始めて2年目で、お買いものまで実現させたみつば幼稚園のベルマーク活動。実際に活動をしてみて、数村さんは「私たちのような小さい幼稚園や学校でも、みんなで協力したらベルマークは集められる」と気づいたといいます。

 次に、お便りで伝えたいのは「今回、ボールを買ったことで支援金が生まれた」ということ。お便りでは、そのタイミングに見合ったニュースを伝えることを心がけているそうで、お買いものの報告の際には「ベルマークが支援につながっていることもピックアップできたら」と話してくれました。

 ベルマーク収集以外にも、手芸部やバレーボール部などの活動も活発なのがみつば幼稚園PTAの特徴です。現役の会員だけでなくOGも参加したり、地域との強いつながりがあったりと、新型コロナの流行や社会情勢の変化がある中でも、多くの方の協力を得られているそうです。「さまざまな立場の方の連携がベースにあり、そこに保護者の皆さんの『よいしょー!』という頑張りが重なり、大きな力になっています」と村上園長は話します。

 さらに、「マスト(must)ではなく、やりたいという気持ちのウォント(want)が大事」とも語ってくれました。「役員会で決めたからといって次年度以降に必ずしも継続する必要はなく、その年ごとに出来ることをやる」という考え方がみつば幼稚園のPTA活動を支える土台となっています。

来年度、開園30周年を迎える。前身の小川幼稚園からは134年の歴史がある
昔話「浦島太郎」をアレンジした劇のための背景。みんなで頑張って作ったそう
子どもたちが作った竜宮城

ベルマーク商品

かんがえる学習帳

ベルマーク検収

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