東京・山王小PTAが財団見学
(2023/08/21)印刷する
東京都大田区立山王小学校のPTA文化部員、林正昭さんと志織さんが7月13日に財団事務所を見学しました。お二人は、ベルマークの仕分け・集計をするPTA活動に夫妻で参加しています。初めは、志織さんだけが活動に参加していましたが、その様子を見た正昭さんも興味を持ち、一緒に参加するようになったそうです。

検収係の手元を見る林さんご夫妻
まずはDVD「未来を育むベルマーク」を上映し、ベルマーク運動の概要をお伝えしました。次に、全国から届いたベルマークを保管している倉庫と、マークを確認する「検収」の様子を見学。参加団体から届いたマークは到着日が分かるよう、倉庫に保管し、古いものから順番に検収係に渡ります。検収係は、点数明細に見合ったマークが入っているか、他の会社のマークが混ざっていないかなどをチェックします。
実際に届いたベルマークをいくつか見ると、10枚ずつホチキスでまとめてあったり、テープで1列に貼り付けてあるものがあったり、バラバラのまま整理袋に入っていたりと、整理方法は参加団体によってさまざまということが分かりました。検収係が伝えたのは、「整理方法に決まりはない」ということです。
見学を通して、自分の学校のためのお買いものが、自動的にへき地学校や特別支援学校などの子どもたちの支援にもつながることを理解できたというお二人。「このようなしくみだから継続的な支援ができるんですね」と志織さんが話すと、正昭さんも隣で大きくうなずいていました。