小6がオンラインでベルマークを学習/栃木・那須塩原市立西小


(2023/01/19)印刷する

 「ベルマークを使って地域に恩返しがしたい」

 このように考えたのは、栃木県那須塩原市の市立西小学校の6年生3人。企画を実現するためにベルマーク運動をもっと知ろうと、11月17日、オンラインで財団職員に聞き取り調査をしました。

 同校の6年生は総合的な学習の時間を使って、小学校卒業前にこれまでお世話になった人に恩返しをする「西小感謝プロジェクト」を企画しています。6年間の学校生活はたくさんの人に支えられてきました。地域社会と密接に関わる那須塩原市社会福祉協議会の職員の皆さんもお世話になった人たちです。プロジェクトを進めるにあたって社協職員と話し合いをした3人は「ベルマークは地域貢献にも活用できること」を知りました。「ベルマークを集め、貯めた預金で買った備品を寄贈することが恩返しになる」と教えてもらったそうです。

 3人は活動を始める前に、ベルマーク運動への理解を深めようと、財団職員に話を聞くことにしました。Web会議システムで財団とつながると、さっそく質問が始まりました。

――ベルマークをたくさん集めるコツは?

 大切なのは、どのような商品にベルマークがついているかを知ってもらうこと。集めて学校に持ってきたベルマークをどこに提出したらよいのか、広くお知らせすることも必要です。

――地域に寄贈できた商品の例は?

 車椅子を買って福祉施設に贈ったり、色鉛筆を買って海外の子どもたちに贈ったりした学校があります。車椅子は約2万点、色鉛筆は約1000点のベルマークを集めると買うことができます。

――備品の寄贈を実現するためのアドバイスをください

 「何を寄贈したいのか」をみんなで考えて、しっかりと目標を定めることが大事だと思います。

 聞き取りを終えた子どもたちは、「自分ひとりだけでなく、みんなでやることが重要だと理解できました」「ベルマーク収集を学校のみんなに知ってもらえるように頑張りたい」「みんなで協力してマークを集めようと声がけをしたい」と話してくれました。

 後日届いたのは、昇降口と階段前に設置したベルマーク回収箱の横でポーズをとる3人の写真。保護者にはプリントでマーク回収を始めたことを知らせ、全校児童にはオリジナルで作ったPR動画を見てもらうことで、全校をあげた協力体制を整えました。さっそく効果があり、少しずつマークが集まり始めているそうです。担当の田代展章先生によると、子どもたちは自分の持ち物など、身近なところにベルマークがあると気付き始めているといいます。

 今後の目標は1万4000点のベルマークを集めて、「マジックライス」を買うこと。乾燥したお米が入ったパックに水を注ぐと、ごはんや雑炊が出来上がる保存食です。フードバンクを実施している団体に寄贈したいと考えています。誰にでも食べてもらえるよう、アレルギー対応食を選びました。

 「目標達成が卒業までに間に合わなくても、ボランティア委員会などに引き継いで、活動を続けられるようにしていきたい」と田代先生は語ってくれました。

ベルマーク商品

しんぶん作成用紙

ベルマーク検収

今週の作業日:1/30~2/3
12/16までの受付分を作業中

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