今春統合の7校、マークを集めて被災校へ贈呈品/瀬戸市・にじの風プラン


(2020/03/02)印刷する

 愛知県瀬戸市で今年4月に統合される7つの市立学校(祖母懐小・東明小・古瀬戸小・深川小・道泉小・祖東中・本山中)が、協力してベルマークを集め、東日本大震災の被災地校に希望の品を贈ろうとすすめていた「にじの風プラン・7校の力をひとつに!」。この度、宮城県の東松島市立矢本東小学校(仲上浩一校長、児童478人)に、マークで買った備品を届けることが出来ました。

贈呈品の目録
矢本東小では、7校からの贈呈品が机上に並べられた

 2018年4月から始まった活動で集まったマークは9万点超。これに各校でそれぞれ貯めていた預金を加えた12万円余から、矢本東小が希望した電子ミシンとライン引き各2台、ソーラーストップウォッチ1個を購入しました。

 矢本東小は、震災で校区の半分が津波の被害を受け、学校は1カ月半の間、避難所になりました。「建物の復興はだいぶ進みましたが、保護者が抱える負担が子どもたちに影響しているので、心のケアはまだまだ」と三浦資子教頭。

 1月27日にあった贈呈式は、スマホアプリのビデオ通話機能を使い、矢本東小の音楽室と、7校を代表して祖東中との校長室とをつないで開かれました。最初に祖東中の早川寿校長が挨拶。生徒会長の加藤吉愛(よしたか)さん(2年)が贈呈品の目録を読み上げました。矢本東小では児童会の計画委員、三浦教頭、熱海重徳PTA会長が次々とお礼の言葉を述べました。

祖東中からは生徒5人が式に参加
式に参加した矢本東小の児童たち

贈呈品の目録を読み上げる祖東中生徒会長の加藤吉愛さん

 矢本東小を訪れて式の司会を務めた瀬戸市のコミュニティーFM「ラジオサンキュー」のパーソナリティー・高橋智子(ちえこ)さんは、以前から同小にベルマークを届ける活動を続け、「にじの風プラン」のきっかけを作りました。「子どもたちがやったことを、最後まで見てもらいたかった。一枚一枚のベルマークが力を合わせるとどうなるか、子どもたちに分かってもらえたことが良かったです」と話します。式後には番組などを通じて集めたマーク6833.5点とインクカートリッジを手渡したそうです。

 プランの発起人で、祖東中で読み聞かせボランティアをしている伊藤由美さんは、活動が実を結んだことについて「地域みんなで協力すれば、一つのことができると気付くことができました」と話しました。

祖東中での式の様子。左から2番目が伊藤由美さん
式の司会を務めた高橋智子さん

お礼を述べる矢本東小の三浦資子教頭

 式に参加できなかった祖東中以外の6校からは、ビデオレターが届けられました。「少しでも皆様の力になれたらうれしいです」「一人一人の力は小さいけれど、みんなの力を合わせると大きくなります」「活動が他の学校にも広まっていけばいいな」などのメッセージに加え、陶磁器の産地として知られる瀬戸市らしい焼き物にまつわる行事の紹介や、1年生による「パプリカ」の歌とダンスもある盛りだくさんな内容でした。

 矢本東小の三浦教頭は「児童、保護者、先生が、それぞれの学校を大事にしていることや、思いを込めて集めて下さったことをひしひしと感じました。子どもたちが何かできることで、お礼を伝えていきたいです」と語りました。

6校からのメッセージビデオより

 瀬戸市の7校は、4月開校の小中一貫校「にじの丘学園」(にじの丘小学校、にじの丘中学校の総称)に統合されます。

【リンク】 7校一緒に被災校支援「にじの風プラン」/統合前に瀬戸市の小中学校、マーク収集

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