東京・中野区立中野中2年生が財団を訪問


(2019/02/25)印刷する

 東京都中野区立中野中学校の2年生が、2月15日に財団を訪れました。総合的な学習の中で「社会貢献活動の調査」をしています。

 今回、財団に来てくれたのは、大澤晶さん、井上瑠尉さん、久住響生さん、篠木悠成さん、神藤航太さん、藤田美穂さん、増田彩乃さんの計7人。皆さんは、いくつかの受け入れ先候補がある中から、ベルマーク財団を選んでくれました。「ベルマークは小学校のときに集めていたから、どういうふうになっているか興味がありました」とのこと。

 職員が「ベルマークについてどれくらい知っていますか」と問いかけると「勉強がしたくてもできない人たちに支援する」と答えが返ってきました。ベルマークは自分の学校の備品を買えるだけではないということを理解していたのは、事前学習の成果があったようで、さすがです。

 DVDでベルマーク運動の概要を理解したあとは質問タイムです。全部で12個の質問がありました。ベルマーク運動について掘り下げるものもあれば、「職員の方にとってボランティアとはどんなものですか」と非常に深い見解を求めるものもあり、職員も少しでも皆さんの学習のヒントになれるよう、一生懸命答えました。

 その後は検収作業の見学です。実際に送られてきたマークを職員が袋から出し、データをパソコンに入力する様子を見てもらいました。明細を書いていただくことが一番大切であること、マークはバラバラでもテープやホチキスを使ってまとめても構わないこと、確認したあとは検収済み送り状をつけて返すこと……。点数をカタカタと入力していく姿を見て「作業のペースが慣れているなあと思いました」と感想をくれた生徒もいました。

 続いて訪れたのは倉庫。届いたマークを都道府県別に分け、点数を記録して保管しています。年度末は一年の中で最も多くのマークが届く時期。「今日の時点で、この倉庫には何点のマークがあると思いますか」と職員が問いかけると、男子チームは5000万、女子チームは800万と予想しました。答えは7500万点です。さらに「例年、もう少し経つと1憶点を超えます」と説明され、思わず「お~」とびっくり。

 見学を終えた皆さんは「あんなにたくさんのマークが集まることが衝撃でした」「今まで気にしてなかったけど、周りの友達と集めてみたい」「今日知った情報を広めていきたい」と感想を話してくれました。

 社会貢献としてのベルマーク運動に興味を持ってくれて、とっても嬉しかったです。これを機に、自分でもぜひベルマークを集めてみてくださいね。

ベルマーク商品

ドラえもんセクション

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/15までの受付分を作業中