【コラム】ベルマークは幸せの種(その1)
(2024/02/28)印刷する
最近、ウェルビーイングという言葉を耳にします。
慶応大学ウェルビーイングリサーチセンター長の前野隆司教授によると、「健康も幸せも福祉もすべてを包み込む概念」だそうです。
いまの日本は物質的にも豊かで、安全で長寿なのに、世界幸福度ランキング(2023年報告)では47位です。豊かになった先の、「これがやりたい」と思える目標が見つからない苦しさやむなしさがあるからなのかもしれません。
前野教授は「大事なのは、やりがいとつながり」だと言います。ベルマークは、そのひとつひとつはとても小さいですが、みんなで集めることで確実に子どもたちの笑顔につながる「幸せの種」です。
財団には、支援先の学校からたくさんの感謝状や写真が届いています。ベルマーク運動が、みなさんのやりがいとつながり、そして幸せを実感できるものになることを願っています。