ニチレイが財団にマークを寄贈/5年連続
(2023/04/13)印刷する
協賛会社のニチレイ(ベルマーク番号88)が、全国のグループ会社から集まったベルマーク1万4675.7点を財団に寄贈しました。同社は2017年4月に協賛会社になって以来、毎年ベルマークの寄贈を続け、今回で5年連続となりました。
総務広報部の小林顕太郎さんと富田幸世さんが12月20日、財団にベルマークを届けてくれました。マークは点数ごとに整理されていました。各事業所では年間を通じてベルマークを集め、毎年12月に本社に集約。その後、障害者雇用を推進する特例子会社、ニチレイアウラの従業員が整理します。仕分けには点数毎のボックスを準備し、2名体制で慎重に作業されたそうです。
社をあげた収集を始めてからは、「商品にベルマークが付いているかをチェックし、切り取る習慣が付いた」と富田さん。「マークが付いているから買おう」という意識も芽生えてきたとのことです。複数の事業所からは「回収箱が古くなったので、新しくしたい」との相談もあり、取り組みが定着してきたことを実感したといいます。富田さんは「従業員のベルマーク活動への理解を深め、収集を続けることで、子どもたちの役に立ちたい」と話してくれました。
右からニチレイの小林さん、富田さん、財団の小野常務理事
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ニチレイグループでは、こども食堂やフードバンクへの寄付などを通じて、フードロスの削減も取り組んでいます。またニチレイフーズは昨年から、ベルマーク付き商品「焼おにぎり10個入」の工場で発生する、生産ライン上からこぼれてしまうごはんや、形の崩れた規格外おにぎりを発酵させて「除菌ウエットティッシュ」にアップサイクルする取り組みも始めています。