キャンペーンで集めた7万点を長野の小学校に寄贈/キリンビバレッジ


(2023/04/17)印刷する

 協賛会社のキリンビバレッジ(ベルマーク番号54)が、長野県との共同キャンペーンで集めたベルマーク約7万点を長野県大町市の市立大町北小学校(宮入勝彦校長、児童254人)に寄贈しました。

学校からはアルプスの山々が見える

 このキャンペーンは「ベルマークを集めて信州の魅力を再発見!」と題し、キリンビバレッジ商品のベルマークを集めて応募すると、抽選で長野県内のホテルのペアランチ券やカタログギフトなど長野にちなんだ賞品が当たる企画でした。信州のおいしい食材の魅力を広げると同時に、子どもたちの役にも立ちたいという企画の趣旨に県が共感し、2021年秋に第一弾キャンペーンを実施。第二弾の今回は、前回を上回る点数のベルマークが集まりました。

 キャンペーンで集まったベルマークは県内の小学校に寄贈されることになっており、昨年ベルマークの累計点数が200万点の大台を達成した同校が、寄贈先に決定。同校の体育館で3月1日に贈呈式が開かれ、キリンビバレッジ東日本統括本部関信越支社流通部の塚田明弘部長がボランティア委員会の児童2人にベルマークの目録を手渡しました。塚田部長は「活動に熱心な大町北小に贈呈します。有効に活用してください」と伝えました。

キリンビバレッジ東日本統括本部関信越支社流通部の塚田明弘部長(左)が児童代表にベルマークを手渡した

 ベルマーク運動など、さまざまな社会貢献活動に取り組むキリンビバレッジは、子どもたちへのSDGs普及にも力を入れています。この日は営業部の新村(しんむら)龍課長が全校児童を前に、「ベルマーク運動はSDGsの目標4『質の高い教育をみんなに』の達成につながる。マークを集めるために、地域や企業が連携すれば目標17『パートナーシップで目標を達成しよう』も達成することができる」と解説しました。

SDGsについて話すキリンビバレッジ東日本統括本部関信越支社営業部の新村龍課長(右)

 身近で取り組みやすいSDGsの例に「手洗い・うがいで病気を防ぎ、人にうつさないこと」もあります。営業部の田岡明部長は「病気から体を守る『免疫』が大切。たくさんご飯を食べて、運動をし、睡眠をとり、規則正しい生活を送って下さい」と伝えました。

 宮入校長は「よりよい学校生活になるよう、多くの人が応援してくれていることを改めて感じました。その気持ちに感謝し、かしこく、仲良く、たくましく学校生活を送りましょう」と同校の学校目標を交えてあいさつしました。

感謝の言葉を述べる宮入勝彦校長

 大町北小では、4~6年生のボランティア委員会18人が毎朝、当番活動の時間を使ってベルマークを仕分けています。年に1~2回、委員会が企画するベルマーク週間には、学校にベルマークを持ってきてもらえるよう各学級を訪ねて声がけをするそうです。

 ボランティア委員が仕分けた後は、PTAのボランティアグループ「ベルマークサークル」の20人が自宅で集計。活動のまとめ役を担う吉澤佳子さんによると、「ポイントは無理をしないこと。できる限りの集計で良いとお渡ししている」そうです。昨年、2回実施した発送作業では出欠を取ることをやめ、時間も工夫して、作業が終わり次第子どもと一緒に帰ることができるようにしました。

 ボランティア委員の6年生には「自分たちが仕分けした成果を実感してほしい」との思いから、年度内に検収結果を伝えられるよう、12月までに財団への発送を完了できるようにしているそうです。吉澤さんは「集めたベルマークが後輩たちにつながっていく、ということも感じてもらえたら良いなと思います」と話してくれました。

ベルマーク商品

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ベルマーク検収

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