ユニーが190万点寄贈、リモートで贈呈式/10年で計1000万点


(2021/09/21)印刷する

 総合スーパーのユニーなどが集めたベルマーク約190万点が8月25日、ベルマーク財団に贈呈されました。東北の子どもたちを応援するため、愛知県稲沢市のユニー本社、ユニーが運営する総合スーパーのアピタ・ピアゴ137店舗、UDリテール(横浜市)のMEGAドン・キホーテUNY47店舗で、今年1月18日~3月末の期間、買い物客や従業員から集めました。ユニーによるベルマーク寄贈はこれで10年連続となり、累計点数は1040万点に達しました。

リモートで開かれた贈呈式=ユニー本社で

 コロナ禍のため、贈呈式はユニー本社と、東京都中野区の協賛会社キリンビバレッジ(ベルマーク番号54)本社をリモートで結んで開かれました。キリンビバレッジはユニーのベルマーク収集に当初から協力しています。ユニー本社には、ユニー食品本部ドライ食品部シニアMDの雪丸峰彦さん、ユニー食品本部ドライ食品部MD石塚友輔さん、ピアゴ営業本部本部長室シニアSPサポーターの小柳智秀さん、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)IR部EGS推進課GMの花井彩由実さん、そしてキリンビバレッジ執行役員中部圏地区本部長の谷井光一さんなど、関係者十数人が集まりました。

 挨拶が済んだ後、ピアゴの小柳さんからベルマーク収集状況の説明がありました。東日本大震災の翌2012年から毎年実施されてきた収集活動ですが、これまでは単に店頭に回収箱を設置するにとどまっていました。でも10年目となった今年は回収箱も大幅に増やしたほか、キリンビバレッジのベルマーク商品を含むレシートとベルマークで商品券が当たるキャンペーンを実施。応募数は7244通で、ユニーの実施したキャンペーンの中でも上位の応募数だったそうです。このように力を入れた結果、前年の4倍もの点数が集まりました。

 ベルマークそのものはユニー本社にあって、マークを収容するアクリル箱も用意されていましたが、予想を上回る点数だったため、箱に入りきらないベルマークが周囲を埋めるように積まれていました。東京のキリンビバレッジ本社では、同社営業部価値営業推進担当部長の加藤雄士さんからベルマーク財団の小野高道常務理事に目録が渡され、その様子がユニー本社にも中継で送られました。ユニー本社では財団からの感謝状を、キリンビバレッジの谷井さんがユニーの雪丸さんに手渡しました。

感謝状の贈呈

 続いて小野常務理事があいさつに立ち、PPIH、ユニー、キリンビバレッジへの感謝を述べ、「居ながらにしてできるボランティアがベルマーク活動。コロナで巣ごもりの生活が続く中、前年の4倍の点数を集めていただきました。ベルマークによるボランティア活動があらためて見直されたのならうれしい限りです。困っている学校のために大事に使わせていただきます」と話しました。

ベルマーク商品

こどもがよろこぶ・かるい学習帳B5こくご12行リーダー入り

ベルマーク検収

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