自動車リサイクルを学ぶ「バーチャル工場見学」/NGPが企画
(2021/05/07)印刷する
協賛会社のNGP日本自動車リサイクル事業協同組合(ベルマーク番号76)は、実際のリサイクル工場の見学を募集していますが、昨今のコロナ禍に配慮して、新たに「バーチャル工場見学」も企画しました。子どもたちが教室から移動することなく、工場にいるかのような体験をし、リサイクルを学ぶことが出来ます。
詳細はNGPホームページの「工場見学」https://www.ngp.gr.jp/factory/をご覧ください。裏面が申し込み用紙になっているチラシもダウンロードできます。
自動車は資源のかたまりで、そのリサイクル率は99%にもなります。まだ使える部品はリユースし、再利用できないものでも解体・分別して資源にします。「バーチャル工場見学」では、ウェブ会議システムを使い、工場の内部を撮影した動画や資料を使って説明します。リサイクルの流れが勉強できるだけでなく、資源を繰り返し使うことやゴミを減らすことの大切さも学べます。
開催するためには、インターネットにつながっていて映像を見ることが出来る環境が必要です。開催費用は無料ですが、視聴に伴う通信料等は学校負担となります。ご希望に応じて講師が学校を訪問して授業を進めることも可能です。
問い合わせはNGP事務局(電話03-5475-1208、ファクス03-5475-1209、Eメールngphonbu@ngp.gr.jp)へ。また、地域によっては感染対策に留意した実際の訪問見学も実施しています。ご希望の方は事務局にお問い合わせください。
見学する子どもたちには、事前に「環境教育ノート」をお送りします。このノートは、廃車になった自動車の取扱説明書を再生利用しました。もともとの特徴などに新しいアイディアを加えて別のものに生まれ変わらせる「アップサイクル」の手法が使われています。NGPのアップサイクルについてはhttps://www.ngp.gr.jp/upcycle/をご覧ください。
<関連>
・NGPの工場を小学生が実際に見学したのを取材した記事です。
https://www.bellmark.or.jp/sponsor/news/30003338/
・NGPは、環境などに配慮して持続的な開発目標の達成を目指すSDGsに取り組むことを2019年に宣言しました。以下の記事をご参照ください。
https://www.bellmark.or.jp/sponsor/news/30003777/