早来中に北海道のキリングループがマーク寄贈/北海道地震復興支援


(2020/10/27)印刷する

 一昨年の北海道地震で被害を受け、プレハブ仮校舎での授業が続いている安平町立早来中学校(木村義人校長、102人)に、北海道のキリングループで集めたベルマーク1万余点が贈られました。

 協賛会社キリンビバレッジ(ベルマーク番号54)の商品を北海道で販売している北海道キリンビバレッジ(坂謙一郎社長)が中心になり、4月~7月にかけてグループ内でベルマークを集めました。同社は昨年も道内のキャンペーンで集めたベルマーク4万余点を早来中に贈っており、これが2回目の寄贈になります。9月29日に早来中で贈呈式があり、渡辺昌彦流通本部本部長から入村(にゅうむら)貴行教頭に10940点の目録が贈られました。入村教頭からは渡辺本部長に感謝状が渡されました。

北海道キリンビバレッジの渡辺昌彦流通本部本部長(左)と早来中の入村貴行教頭

 2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震は最大震度7を観測、震源地の厚真町、隣接する安平町、むかわ町をはじめ、札幌市に至るまで広範囲な被害が出ました。中でも早来中は、地割れが生じるなど地盤への被害が深刻で、同じ場所での再建は無理と判断され、翌19年1月にプレハブの仮校舎に移転しました。

 新校舎の完成は当初見込みより遅れ、2022年秋~冬ごろの予定で、「今の2年生はプレハブ校舎に入学し、プレハブ校舎から卒業していくことになります」と入村教頭。色々と不自由も多い中ですが、子どもたちは前向きで、マスコミの取材を受けた際も「支援のおかげでモノがそろってきて、ありがたい」などと話していたそうです。マークは部活用品に使う予定とのこと。早来中のみなさん、これからも頑張ってください。

ベルマーク商品

小岩井 純水ぶとう

ベルマーク検収

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