茨城・常総市の鬼怒川堤防決壊、NGP日本自動車リサイクル事業協同組合も水没車両引き揚げなどに奔走
(2015/10/27)印刷する
関東・東北豪雨で茨城県常総市の鬼怒川の堤防が決壊してから1カ月以上が過ぎた現在も、常総市では約400人が避難生活を送っていることが報じられています。水没した車も多かったのですが、協賛会社のNGP日本自動車リサイクル事業協同組合(東京・港区、ベルマーク番号76)はいち早く、現地に入り、水没車両の引き揚げなどに取り組みました。
「鬼怒川の堤防が決壊するなんて、誰も想像すらしていなかったですよ」。NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の事務所で、佐野明彦事務局長補佐は話しました。
水が引けてからNGP日本自動車リサイクル事業協同組合では、損害保険会社や自動車ディーラーからの依頼で、水没した車両約1千台を引き揚げる作業に集中しました。栃木県小山市と常総市にそれぞれ広大な作業場を確保し、レッカー車8台とフォークリフト2台を投入してきました。
ひっくり返ったり、ぶつかりながら1カ所に重なりあったりと、損傷を受けた車両はさまざまです。一度水没してしまうと、水が抜けた車内は所持品と泥が残った状態で、ほとんどはもう使えなくなります。
「私たちもすぐに現地に向かい、水に浸かった車を見て回りました。今も現地に常駐し作業をしている者もおります。地方で生活している人たちには、車はなくてはならない移動手段です。水没した車の復旧、新たな車の調達が出来るようお手伝いを続けていくつもりです。一日でも早く元の生活に戻ってもらいたいですからね」。佐野事務局長補佐はそう話しました。
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NGP日本自動車リサイクル事業協同組合は、使用済み自動車のリサイクル部品を生産販売する全国141企業が加盟する団体です。加盟企業がリサイクル部品を販売する際の「品質保証シール」(ギャランティーシール)にベルマーク(1枚5点)をつけています。2012年2月から協賛会社になりました。
NGPは、自動車リサイクル法などに基づき、使用済み自動車から再利用できる部品をリサイクル販売する際、NGPの品質保証シールを発行していますが、自動車整備工場などで車を修理する際に、この保証シール付きの部品を使うとベルマークがついてくる仕組みです。
NGPでは、修理を頼んだ人がベルマークを必要としない場合は整備工場などが自ら回収し、東日本大震災の援助などに役立ててきました。


