キヤノンマーケティングジャパン、今年度の「分別学ぶ出前授業」終了


(2015/03/16)印刷する

学校での勉強と社会とのつながり実感/新年度実施へ準備

 協賛会社のキヤノンマーケティングジャパン(ベルマーク番号19)とキヤノングループによる「分別を学ぶ出前授業」が3月、愛知県蟹江町立新蟹江小学校での開催を最後に2014年度分を終了しました。リサイクルの実験を通して学校での勉強と社会とのつながりが実感できる、と好評の授業です。新年度も「出前」は継続する予定で、準備を進めています。

福島県いわき市立赤井小学校で開かれた「分別を学ぶ出前授業」

 2月20日、福島県いわき市立赤井小学校(藤田幸弘校長)でも90分間の出前授業がありました。4年生2クラスの35人が参加しました。講師はキヤノンの社員たちです。

 限りある地球資源を守るため、ゴミを減らすことと資源を繰り返し使うことの大切さを学びました。 「3R」(リデュース、リユース、リサイクル)です。リサイクルするためにはモノの特徴を利用すると便利なことも理解しました。

さあ、分別実験。「予想」通りに分別できるか、結果を記入していきます

 実際に分別に挑戦しました。混ざり合った材料(鉄、発泡スチロール、プラスチック、ビーズ)を、磁石や水、ふるい、ロートなどを使って分けてみるのです。グループごとに「予想」をしてみて、「結果」はどうだったか。鉄は磁石で取り出せます。では、ビーズは? プラスチックは? 予想と結果を照らし合わせ、あちこちから驚きの声があがりました。

全員に「キヤノンエコマスター認定証」が授与されました

 実験のあとは、キヤノンのリサイクル工場をビデオで「見学」し、自分で体験した分別方法が工場でも利用されていることを知りました。

 「ゴミを減らしたいと思った」「みんなで一緒にリサイクルを頑張りたい」。児童たちの感想です。

 赤井小学校では、ベルマーク担当の先生2人がベルマーク新聞1月号に載った出前授業募集の記事を見て応募しました。4年生は社会科でゴミの分別を学んでいるので、理科実験でさらに理解が深まると考えたそうです。企業や地域の人たちから学ぶ授業も採り入れています。「いろんな体験を積んで将来への選択肢を増やしてほしい」という願いからです。

  


  

ベルマーク預金で今年購入したばかりの傘立てです

 キヤノンマーケティングジャパンは2014年、プリンターの消耗品であるトナーカートリッジの回収を始めて25年を迎えました。キヤノングループの環境保護活動をアピールし、教育現場を支援する事業をさらに進めることにしました。「分別を学ぶ出前授業」はその一環です。

 カートリッジの回収が進めばベルマーク運動をより推進する力にもなります。

ベルマーク商品

「クノール®ビーフコンソメ」

ベルマーク検収

今週の作業日:4/15~4/19
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